どうもです。
ギリギリです。
今日は、もしオレがもう一度永住権を狙うとしたら何をするかを考えてみようと思います。
することとその理由を示すことで、いま永住権を狙っている人や準備中の人の参考になればと思います。
前提条件は、オレがワーホリに来たばかりの頃と同じとします。こんな感じ。
- 30歳。31になるまで残り約7ヶ月(ワーホリビザ年齢上限)
- 日本でソフトウェア開発者として約7年の職歴あり
- 仕事が忙しく、毎日家に帰るのが夜11~1時
- 資金は約2500ドル
- 英語レベルはpre-intermediate(下から2番めのレベル。一番下がElementary)
- 渡豪当初、オーストラリアに知り合いも友達もゼロ
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もう一度オーストラリア永住権を狙うとしたら何をするか
オレはワーホリ、大学生、社会人という道を通って永住権を手に入れましたが、もう一度狙うとしても似たような道をたどると思います。
大まかな流れとしては、
- ワーホリ2年間で大学進学のための資金を貯めつつ英語の勉強
- 大学(院)卒業生に190ビザの優遇措置を与える州にある大学(地方の大学)に行く
- 大学在学中は、成績は中の中~中の上程度を維持しつつ、インターンや個人的なプロジェクト、可能なら在学中の就職も狙い、スキルアップとオーストラリアでの職歴を積む。同時に英語も毎日勉強し、IELTS7を卒業までに取る
- 大学卒業後はすぐに就職し、全力で働きつつIELTS8を目標に英語の勉強を続ける
- 189ビザは視野に入れておく程度にし、186ビザと190ビザを中心に狙っていく
という感じです。
この流れを前提として話を進めます。
ワーホリをするべきか?
オレがワーホリに行く理由は資金がないことと年齢が30なこと、そして日本で貯金をしていたら何年もかかり、かつ仕事が忙しすぎて英語の勉強ができないからです。
安月給で全然貯金できないとか、普段の仕事が忙しすぎてとても英語の勉強まで手が回らない人は結構多いと思います。
ワーホリでオーストラリアに来ていい時給の仕事が手に入れば、1年で2~3万ドルは貯められます。
英語の勉強も、時給のいいところで働けば効率よく稼げるので、英語の勉強に時間を使えます。
しかも普段から英語を使う環境にいるので、かなり鍛えられること間違いなし。
もちろん厳しい道ではあります。うまくいく保証はありません。
が、いい仕事が取れれば日本で安月給をもらい続けながら何年もかけて貯めるより短期間で稼げるし、英語も現地で鍛えつつ学べるので効率がいい。
短期間で稼げれば、別のリスクを回避しやすいというメリットもあります。
別のリスクとは、時間が経つとポイント制のビザを狙う際に年齢ポイントが下がってしまう、移民政策が更に厳しくなり、永住権取得が更に難しくなるなどです。
一方で、もし資金が十分あり(大学の学費や当面の生活費など)、英語力も十分にあるならワーホリはむしろしないほうがいいと思います。
永住権取得の道は時間との戦いでもあるので、英語力も金もあるなら、オレなら回り道は避けます。
また、もし年齢が若ければ、ワーホリに行くかわりに日本で貯金&英語力アップしてもいいでしょう。
ビザを下手に使うよりは日本である程度稼ぎ、英語を鍛えたほうがいいと思います。
オーストラリアの大学に行く=選択肢を増やすこと
永住ビザを取るのに、必ずしもオーストラリアの大学を卒業する必要はありません。
それでもオレが大学に行く理由の1つは、選択肢が増えるから。
189ビザなどのポイント制ビザや、186ビザのダイレクトエントリーでは、大学(オーストラリアでなくてもいいが)を出ていないと、現状として実質取るのが不可能に近い。
これを可能にするためには、大学卒業が必要です。
大学卒業さえしておけばスキルアセスメントが楽にクリアできるし、その後職歴を積めばポイント制ビザにその職歴が使えるようになります(職業による)。
例えば、日本で2年ほど職歴がある人は、オーストラリアで大学卒業後に1年働けばスキルアセスメントをクリアでき、かつ186ビザのダイレクトエントリーの条件である過去3年間の職歴もクリアできます。
大学を出ていないとこうはいかない事が多い。
スキルアセスメントを必要としない申請方法の場合は、ワークビザ(ビジネスビザ)から永住ビザに繋げる道が一般的で、これだと数年余計に時間がかかってしまいます。
また、大学を卒業(2年以上のコース卒)すれば卒業ビザ(485ビザ)が申請できるので、卒業後のビザの心配はひとまず回避できます。
さらに、卒業ビザがあれば時間無制限で働けるのもおいしいです(学生ビザは2週間で40時間以下まで労働可)。
オレなら何とか費用を工面して、大学に進みますね。
大学在学中に英語の勉強をしなかったことを未だに後悔している
勉強をしなくなったのは、ワーホリ時代は大学に入れるよう英語の勉強をしていて、大学入学とともに危機感が失われたのが原因だと思います。
そして、これが原因で当初から目指していた189ビザは取れなくなりました。
オレがワーホリに来た頃から状況が変わり、オレが189ビザを取るにはIELTS8が必要になったからです。
普段から継続した英語の勉強をしなかったがために、大学卒業後しばらくして慌てて英語の勉強を再開したものの、時既に遅し・・・
結局企業スポンサーで永住権を取れましたが(企業スポンサービザはIELTS6でOK)、これがなかったらきっと今頃日本にいると思います。
移住のハードルは時間が経つにつれて高くなります。
今後更に高い英語力を求められないとも限りません。
そうなった時慌てて勉強を再開しても遅いのです。
多くの人はすでに知っていると思いますが、英語は何ヶ月、何年も継続的に勉強をして徐々に上達するからです。
オレのようにならないためにも、英語の勉強は毎日続けること。
オレがもう一度永住権を狙うなら、鞭打ってでも毎日勉強をすると思います。
目的と目標を明確にしてからビザを取ること
上の方で、下手にビザを取るくらいなら日本で貯金と英語の勉強をしたほうがいいと言いましたが、これにはわけがあります。
理由は、ビザは一度取ってしまうともう二度と取れないか、次同じビザを取るためのハードルが上がるからです。
また、一度ビザが切れるとやり直し(再入国とオーストラリアで再出発)にかなりのエネルギーと時間を必要とするし、そうなればモチベーションの維持も大変です。
一度走り出したら最後まで走りきってしまうほうがモチベーションの維持もしやすいし、何より金やエネルギーを無駄にせずに済む。
なので、ビザを無駄に使うのは絶対に避けなければなりません。
ビザをもって入国するまでに、明確な目的と目標、そして戦略を持つこと。
戦略がよくわからない人は、まず目的と目標を明確にしてください。
この2つが明確なら、その間の過程もある程度想像できるはずです。
過程は多少ぼやけていても大丈夫。
過程がある程度わかれば、どうすれば目標を達成できるか(戦略)が見えてくるはずです。
まとめ:永住権はワーホリ、大学、社会人の流れで狙う
もしオレがまた永住権を狙うなら、ワーホリから始めて社会人まで行く道をたどるでしょう。
ワーホリと大学生時代では貯金、英語の勉強を毎日続け、将来に備えます。
英語力はどんなに高めても損はないからね。
もしあなたが大学から永住権への道を始められるなら、そうした方がいいです。
ワーホリはあくまで準備期間であり、不要な準備は永住権の取得を遅らせるだけです。
今日はここまで。
次回は、今回で触れなかったことについて触れていきます。
なぜ地方の大学に行くのか、なぜインターンをするのか、なぜ186ビザや190ビザを中心に狙うのかなどですね。
では!
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