どうもです。
ギリギリです。
今日も前回に引き続き、金のはなし。
前回の投稿で、オレの年俸を公開しました。
今日はソフトウェア開発者の給料や昇給について話をします。
前回の投稿:
オーストラリアでソフトウェア開発者として働くオレの給料を公開します
注:ここで紹介する数字は2022年6月時点での調査結果です
Index
オーストラリアのソフトウェア開発者の平均給料
オーストラリアのソフトウェア開発者は、いくら給料をもらえるんでしょうか。
いくつかのサイトで調べてみました。
オーストラリアでは開発者にランクがあって、ジュニア、ミドル、シニアと上がるに連れて給料も上がります。
ここでは、オレのランクであるシニアソフトウェア開発者の給料を調べました。
オーストラリア全体で見ると、おおよそ年俸12~13万ドルくらいのようです。
平均でこの額なので、結構高いですね。
https://au.talent.com/salary?job=senior+software+developer
https://www.payscale.com/research/AU/Job=Senior_Software_Engineer/Salary
https://au.indeed.com/career/senior-software-engineer/salaries
https://www.glassdoor.com.au/Salaries/senior-software-developer-salary-SRCH_KO0,25.htm
シドニーに限ってみてみると更に高くて平均年収が14万ドルくらいです。
https://au.indeed.com/career/senior-software-engineer/salaries/Sydney-NSW?from=top_sb
ランクを限定せず、ソフトウェア開発者の平均給料をみてみましょう。
https://www.seek.com.au/career-advice/role/software-developer/salary
このサイトによると、オーストラリアのソフトウェア開発者の多くは年収8万~12万ドルの間に収まるようです。
10万ドルくらいもらう人が一番多いですね。
州別に見ると10万ドルくらい貰う人が一番多いですが、州によって差が見られます。
WAは平均7~8万ドル貰う人がかなり多く、次に9~12万ドルと幅が見られます。
TASはもっと低くて、7~8万ドルもらう人が大半で、それ以上の人は少数。
一方ACTは平均が他州より高くて、12~13万ドルもらう人が一番多く、次に14万ドル。
こうしてみると、オーストラリアのソフトウェア開発者はけっこう給料いいですね。
ACTは特に。
平均でこのくらいなので、優秀な人はもっともらっているんでしょう。
やはり、ソフトウェア開発者はオーストラリアでは儲かる仕事のようです。
有名企業の給料
ここで、誰もが知るような大企業の給料についてすこし触れてみます。
このサイトによると、Netflixのソフトウェア開発者はすごい額もらってます。
何と約50万米ドル。
米ドルなんで、豪ドルだと今のレートで70万ドル近い!
エントリーレベルでも23万米ドル。ちょっと普通じゃない。
アップル、マイクロソフト、フェイスブック、アマゾン、グーグルではNetflixよりもずっと細かくランクがわかれていて、それに応じて給料が細かく分かれているようです。
- アップルのシニア開発者は約18万米ドル、
- グーグルでは18万米ドル、
- マイクロソフトでは約16~17万米ドル、
- アマゾンでは約17万米ドル、
- フェイスブックでは19~20万米ドル。
一般的な企業ではシニア開発者が一番上のランクですが、
これら大企業ではシニアより上のランクがたくさんあります。
例えば、マイクロソフトにはPartnerというランクがあり、年俸は84万米ドル
100万米ドルとかもらう人もいるようなので、
これらの企業では、シニア開発者はまだまだ道半ばという感じですね。
ソフトウェア開発者と言ってもいろいろある。給料も違う
ソフトウェア開発者と一口に言っても、細かく見ると違いがあります。
多くの人はプログラムを書いてソフトウェアを構築、試験する仕事をするんですが、
その中にはフロントエンドといってユーザの目に触れる部分を主に担当する人や、
バックエンドといって目には見えないサーバ側の処理を担当する人、
DevOpsエンジニアといって、インフラ周りを重点的にいじる人など、いろいろいます。
(DevOpsエンジニアはソフトウェア開発者とは呼ばないかも・・)
フロントエンドとバックエンドで給料に差がつくって話は聞いたことないです。
会社やそのポジションの責任や難易度などが違うために違う事は当たり前のようにありますが。
一方、DevOpsエンジニアはこれら2種類のエンジニアより給料が高いことが多いです。
当然その人のスキルや受け持つ責任の重さにもよりますが、
10~30%くらい高いと言われています。
特定の分野や特定の製品についての深い知識を必要とされるようなエンジニアも同じく給料が高いことがあります。
完全リモートで働ける仕事がけっこうあるので、
自国にいたまま給料のいい国の仕事を得られればけっこう稼げそうです。
日本に住んだままアメリカやオーストラリアの仕事が得られたらけっこういい暮らしできそう。
基本的には昇給は転職で実現する
上司曰く、物価上昇に合わせて給料が上がることはあっても、社内で給料を大きく上げることはけっこう難しいそう。
昇格も意外と難しいらしいです。
実際、同僚や新しく入ってきた人たちの履歴書を見ると、転職時に昇格や昇給をしている人ばかり。
基本的には転職をして給料をあげるとみんな言っているので、それが一般的のようです。
多くの開発者は、数年働いたら転職して新しい経験を積み、を繰り返して、どこかの時点で転職時に次のランクのポジションに応募し・・・という感じで昇給していきます。
オレは社内で昇格してますが、それは上司がそうすべきと判断して上に働きかけたからで、こういったことはそれほど多くないそうです。
ツイッターを見ていても、他業種の人たちで似たようなことを言っているので、
多くの人達は転職をして給料を上げていくんでしょう。
まとめ:オーストラリアでソフトウェア開発者は儲かる
オーストラリアのソフトウェア開発者の給料は、年収約8万~12万ドル。
シニアソフトウェア開発者になると平均12万ドルくらいもらえることがわかりました。
このブログを見てオーストラリアでソフトウェア開発者になりたいと思う人がでてくるかも?
ソフトウェア開発者としてオーストラリアに移住したい人には、良いモチベーションになりそうです。
では!
2022年6月26日追記:
2022年6月時点での、オーストラリア(全職種)のよくある所得額についてまとめました。
2件のコメント