どうもです。
ギリギリです。
今日はオーストラリア永住権を取るために必要なことについて。
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永住権を狙うどんな人にも必要なことは3つある
ネットを見ていると、以前と比べてオーストラリアの永住権を狙う人が随分増えたように思います。
チャイルドケアやジャパレスのマネージャー、シェフ、ITエンジニア、会計士など様々な職業で永住権を目指す人がいます。
でも、職業や目指すビザに関係なく、永住権を目指す上で必ず必要なことがあります。
それは以下の3つ。
- 知ること
- 続けること
- 行動しながら考えること
オレが永住権を取るためにやったことを振り返ってみると、すべてはこれら3つに集約されます。
知ること
知ることはオーストラリア永住権を目指す上で必須です。
なぜなら、知ることとは永住権への具体的な道を知ることだからです。
自分にとって一番取れる可能性の高い永住権を知る
オーストラリアには40種類近くの永住ビザがあるのを知っていますか?
その中で、日本人が現実的に狙える永住ビザがいくつあるか知っていますか?
さらに、同じビザでも2~3つの異なる申請方法があるビザもあるのを知っていますか?例えば企業スポンサービザ(186ビザ)がそうです。
これを知らずに、自分にとって一番取れる可能性の高いビザを一体どうやって知るのでしょうか。
知るべきことはビザの種類だけではありません。
ビザの条件、必要な書類や学位、職歴年数、英語の点などなど。
例えば、189ビザの場合職歴が一定以上あるとポイントが得られるんですが、職歴はオーストラリアの政府や各団体などが定めた規定に合致しているものだけが職歴としてカウントされます。
オレはソフトウェア開発の職歴が日本で7年ありますが、189ビザには一切使えませんでした。でも別のビザだと使えます。
さらに、資格や書類を得るにもそれぞれ条件があるし、かかる費用や期間も違います。
こういった事を知っていると事前にできる準備が全く違ってくるし、目指すべき永住権も変わるかもしれません。
知ることで柔軟性を高められる
また、ビザの種類や条件などに詳しいと、それだけ柔軟性が増します。
現実的に自分が狙えそうなビザを知れば知るほど、それらのためにあらかじめ準備しておくことが可能。
準備ができていれば、メインで目指しているビザの道が途絶えても他のビザへすぐに方向転換ができる。
また、取得の可能性がより高い永住権への道へ、途中でかじを切り直すこともできるでしょう。
柔軟性は永住ビザの取得を高めるために重要なことなのです。
知ることで永住権への具体的な道を明らかにする
永住権を狙う人達にとって、早め計画と準備は必須です。
それを可能にするには、できるだけ多くのことを早いうちから知ることです。
知ることで、永住権を手に入れるために必要なことが見えきます。
必要なことが見えれば、計画をたて、優先度をつけ、その順に準備を始められる。
つまり、知ることとは永住権への具体的な道を明らかにすることなのです。
具体的な道を明らかにして初めて、永住権というゴールに辿り着くことができるのです。
もしかしたら、運がいい人なら何となく歩いていてゴールに辿り着くこともあるでしょう。
でも、その偶然という可能性にあなたの人生を賭けますか?
最新情報を知ることは、オーストラリア永住権取得に欠かせない
ビザに関するいろんなことが頻繁に変わるオーストラリアでは、最新情報を知ることは欠かせません。
ビザの取得条件、各ビザで有効な職業、各職業に割り当てられた移民受け入れ数、ビザの申請可否は頻繁に変わります。
古い情報のまま突き進めば、あらぬ方向へ行ってしまい、最悪の場合努力が無駄になってしまいます。
最新の情報を手に入れ、それを元に自分の進む道を再確認し、必要に応じて方向修正をする。
こうすることで、常に最適な道を選び、それに向かって努力することができます。
知ることで努力を正しい方向に向けられる
知ることは、努力を正しい方向に向け、努力を最大化することにも繋がります。
効率よく稼ぐ方法、ビザが切れるまでにIELTS6.5を取るために必要なこと、就活を有利にすすめるためにすべきことなどなど。
もちろん自分一人ですべてを知る必要はないです。
詳しい人を知ることで(例えばビザエージェント)、その人にできることを任せることで自分への負担を軽減できます。
しかし、ある程度自分でも知っておくことは重要です。
他人は結構適当な事を言ったり、ビザエージェントですらたまに間違ったことを言うことがあるからです。
間違いを発見するために、人に頼むとしてもある程度の知識はつけておきましょう。
続けること
永住権を取るのに必要なことを続けることは、知ること以上に重要です。
ほとんどの人は永住権を取るには何年もかかり、その間継続的な努力が必要だからです。
英語の勉強、貯金、就活、仕事など、必要なことは何であれ続けてください。
数年先の自分を見据えて努力を続けること
二度や三度の努力なら誰にでもできます。
でも、何年も続けてとなるとなかなか難しい。
英語の勉強は特にそうです。
英語は何ヶ月~何年もかけて徐々に上達します。
でも、目に見えた努力がなかなか見えないと人はモチベーションを失い、そのうち言い訳をつけて勉強しなくなり、やがて当初の目標を諦める。
しかし重要なのは今ではなく未来です。
いま目に見える結果にとらわれるのではなく、数年後の結果を見据えて行動を続けてください。
今できなくても、努力を続ければいつかできるようになる。
そう信じて努力を続けてください。
オレもオーストラリアに来た当初は、全く英語が喋れませんでした。
語学学校入学当初はPre-intermediateクラス。
英語が全然できずに困ったことが何回もありました。
でもその時必ず「今は英語ができないけどしょうがない。勉強中だから。でもワーホリが終わる頃には絶対にうまくなる。うまくなるまでずっと努力するんだ」と自分に言い聞かせ、毎日勉強を続けました。
そしてワーホリが終わる2年後にはIELTS6.5 をとり、大学院に入学できました。
必要な努力は続け、不必要な努力はやめる
とはいえ、何でもかんでも続ければいいというものでもありません。
例えば貯金が目標で、今の仕事の時給が安いならもっといい仕事につくべきです。
ビザには期限があるので、無駄な努力はすぐにやめること。
逆に必要な努力であれば、辛くても続けること。
時にはうまく行かないこともあるし、しんどいこともあるでしょう。
でも何か大きな事をやり遂げるためには、それなりの努力が必要です。
人は何とでも言う。でも大事なのは自分が何をしたいかだ
ワーホリや学生の頃周りの人に、何であいつは勉強ばっかしてるんだ、勉強と仕事しかしてないじゃないかと陰口を言われたがありました。
人はいろいろ言うのです。
あんな歳で何やってんだとか、ワーホリなのに勉強ばっかしてるとか、働いてばっかいるとか。
他人はあなたのことを何も知らないのです。
だから、そういった事に惑わされないでください。
人がなんと言おうと自分のやるべきことに集中し、目標を達成できるよう努力を継続してください。
行動しながら考えること
永住権を狙うための計画と準備は重要なことだと上で話しましたが、それに時間をかけすぎはよくないです。
時間をかけすぎると、ビザの取得条件や移民政策が更に厳しくなってビザ取得がより難しくなるし、オーストラリアにすでにいる人は、次のビザ申請をする前に今のビザが切れてしまうかもしれません。
準備と行動が同時にできるのならぜひそうしてください。
例えば、巡ってきたチャンスがあれば、苦しい状況だったり準備が不十分であっても、時には思い切って掴むことが大事です。
完璧な状態で、完璧なチャンスが完璧なタイミングで回ってくることなど、人生ではまずありません。
それを待っていたらあっという間にビザが切れてしまいます。
苦しい状況や、あまりいいチャンスでなくてもとりあえず掴み、そこから行動しながら考えつつ、そのチャンスを生かしていく。
時にはこういったことが必要です。
もしかしたら待ったほうがいいかもしれないし、いまあるチャンスを掴んだほうがいいかもしれない。
それは誰にもわかりません。
この辺の決断は正直難しいところですが、その時の状況や今後の予想などを元に決めることになると思います。
ただ、いつかどこかで決断を迫られるときが来ます。
その時、時間を無駄にしないようできることはどんどんやりましょう。
まとめ:必要なことを知り、努力を続け、行動しながら考えることで道は開ける
知ること、続けること、行動しながら考えること。
オーストラリアの永住権を狙うために必要なことは、この3つに集約されます。
正しい情報を手に入れ、それを元に自分にとって最適な永住権への具体的な道を明らかにする。
英語、貯金、就活、仕事など、永住権を手に入れるために必要なことをできるだけ多く知り、それを元に努力を正しい方向に向ける。また、効率のいい方法を知ることで効率よく努力をする。
時には多少強引でもチャンスを掴みつつ、これらを目標達成まで続ける。
これらを貫くことが永住権を目指す上で大事です。
これらをしたからといって必ず永住権が手に入るものではないし、しなくても手に入ることはあるでしょう。
でも大事なことは、永住権を手に入れる可能性を最大化するために必要な事をすることです。
結果はやってみなければわからない。
でも努力せずに失敗すれば、確実に後悔します。
オレはこの3つを実施することで永住権を取りました。
皆さんも是非実践してみてください。
では!