どうもです。
ギリギリです。
オーストラリアで永住を狙う人や、ワーホリビザや学生ビザ以外で働きたい人は、ビザを取るために英語の試験を受けないといけないですね。
IELTSがビザ取得のための試験として最も有名です。
しかし、ここ数年で人気が高くなっているのが、PTE。
その人気は飛ぶ鳥を落とす勢いで、多くのIELTS受験者がPTEに移行しています。
今日はIELTSとPTEを比較しつつ、どちらがビザ取得にいいかを見ていきます。
Index
IELTSとPTEの違い
まずはざっくりと2つの違いから。
IELTSは典型的な英語の試験という感じ。
PTEは全てがコンピュータベースの試験で、形式もIELTSとかなり異なります。
スピーキングの試験でも、問題によってはリスニングとライティングにも若干配点があったりと、いくつかの科目が1つの問題で混ざっていたりします。
問題形式の違いの他に、
- PTEはIELTSと違ってアカデミックしかない
- リスニングはIELTSより難しい
- スピーキングはPTEの方が難しいと感じる人が多い
- ライティングはIELTSの方が難しい
などがあります。
狙う点数によって違う
早速ですが、結論から。
- IELTS5~6相当を狙うなら、どちらで受けても大して差はない
- IELTS7相当以上を狙うなら、断然PTEの方がいい
ざっくりいうとこんな感じです。
1.IELTS5~6相当を狙うなら、どちらで受けても大して差はない
IELTS6までは、毎日真面目に勉強していれば大抵の人は取れます。
なので、例えば今までIELTSの対策をしてきてもう少しで5に届くという人は、無理にPTEに乗り換えるよりIELTS対策をしたほうがいいように思います。
PTEはIELTSとは全く違う形式のテストなので、なれるまでに少し時間がかかるからです。
ちなみにPTEだと36/90点とれればIELTS5と同等と認められます。
2.IELTS7相当以上を狙うなら、PTEの方が目標点を取りやすい
これは断言できます。
永住ビザを狙う人がIELTS 7以上を狙う時に苦しむのが、ライティング。
日本人は特に、ライティングに苦しむ人が多いです。
PTEだとライティングで点を伸ばしやすいので目標点を取りやすいし、短時間でとれます。
オレが永住ビザを狙っていた頃は、IELTS 7相当の点数(PTE 65)をPTEでとりました。
2ヶ月ほどPTE対策をし、1回目の受験でわずか1点足りず、1ヶ月後にもう一度受けて65+を取得。
ちなみにIELTSではライティングが6.0。
PTEでは2回(その後数回受けてそれらも含め全て)ともIELTS 7.5相当以上の点数がとれました。
ライティングはPTEが圧倒的に楽です。
PTEはリスニングが難しいので、苦手な人は苦戦します。
が、IELTS 7狙いの人なら、総合的に考えてPTEの方が楽です。
オレもリスニングとスピーキングで苦戦しましたが、3ヶ月勉強したらあっさりPTE 65が取れました。
IELTS 8相当を狙う場合、さすがにPTEといえどかなり苦戦します。
特にリスニングとスピーキング。
しかし、IELTSのライティングで8を取るのは超人じゃないと取れないので、やはりPTEを勧めます。
苦戦している人はPTEを見てみるといい
IELTSで目標点がなかなか取れない人はPTEに乗り換えるといいです。
最初はPTEとIELTSのテスト形式の違いに戸惑うかもしれませんが、慣れてきてPTE対策ができればPTEの方が点を取りやすいはずです。
オンライン授業や無料の資料が使える
PTEの練習問題は、You Tubeを探せばかなりの数があります。是非利用してください。
PTEの対策については、E2 LanguageというオンラインでIELTSやPTE対策を教えるサイト(有料)があります。
オレは友達のアカウントを使わせてもらったんですが、かなりいいです。
いわゆる攻略法みたいな感じで、最短で高得点を取る方法を動画で解説しています。
金を払う価値ありです。
E2 Languageは無料の動画もいくつかYou Tubeに載せているので、探してみてください。
まとめ:高得点が必要な人にはPTEが特におすすめ
目標点が低い場合はIELTSとPTE、どちらで受けてもそれほどかわりません。
しかし、IELTS7以上が欲しい人はPTEの方が点を取りやすいでしょう。
特にIELTSのライティングで苦しむ人はPTEがおすすめです。