クビは意外と身近にある。安定を取ることが必ずしも安定とは限らない

どうもです。

久しぶりですギリギリです。

 

今日は仕事の話。

 

仕事を失う機会は日本より多そう

オレはソフトウェア開発者として日本で約7年働き、その後オーストラリアでも同じ仕事に就いています。

オーストラリアで働いていると、日本の頃よりもずっと頻繁に会社やプロジェクトで人の出入りがあることに気づきました。

これはなにも、別の仕事を見つけて自ら去っていく人だけではありません。

試用期間中に期待した成果を出せずに社に残れない人もいます。

また、本人は素晴らしい結果を出しているのに、予算の都合で会社を去ることになる人もいます。

同僚の過去の経験では、政治的な理由で会社を去る人もいるようです(上層部のポジション争い的な)。

 

日本だと、まったく仕事ができない人でもその人の出来(成果)を理由に解雇できないようで、日本にいたころは仕事を回してもらえず自席でずっとゲームしている人や、出向先から毎回突っ返されては次の出向先を自社で暇そうに待つ人がいました。

日本の企業はよほどの理由がない限り会社が従業員を解雇できないようです。

一方オーストラリアはそこまで従業員が手厚く守られてはいないようで、例えば、求められた成果が出せなければ、最終的には解雇されます。

試用期間中でも、試用期間が終わったあとでも成果が出せないことによる解雇はあります。

これは正社員でも同じです。

また、redundancyといって、人員余剰とみなされた場合も解雇されます。

参考:https://www.fairwork.gov.au/ending-employment/redundancy

 

今までの経験や同僚からの話を聞く限り、オーストラリアでは仕事を失う機会は日本より多いと言えそうです。

 

安定などない

このように、正社員と言えど状況によっては会社を去ることがあります。

ソフトウェア開発者で言えば、開発の初期段階では開発者がたくさんいるので多くの開発者を雇うが、ソフトウェア開発が終盤になるにつれて開発する機能が減るため、初期段階ほどの開発者は必要なくなります。

その場合余剰人員とみなされる可能性はありますね。

また、ソフトウェアの売上や会社の業績などによっては予算の削減を余儀なくされることもあり、その場合開発者が減ることもあります。

ソフトウェア開発の場合は、開発サイクルがある分人の出入りが他の職業よりもしかしたら若干激しいかもしれません。

一方で、他の業界では一日中何もしない人がいるという話も稀に聞きます。業界の体質によって差がありそうです。

でも基本的には、オーストラリアでは正社員になったから将来安泰ということはないと思っておいたほうがいいと思います。

 

クビはいつか起こるものと捉えておく

解雇されないためには、成果を出すことが一番大事。

ただ、自分の成果が悪くなくても絶対解雇されないわけではありません。

予算の都合でチームメンバー全員がクビになったという話も聞きますし、口減らし的な感じで高給取りが切られることもあります。

また、予算の都合で人員削減を余儀なくされた時、優秀な人は会社に残り、平均以下の人は会社を去ることもあるでしょう。

自分ではどうしようもできない理由で解雇される可能性もゼロではない。

それならばいっそ、クビはいつか起こるものとして考えておくといいのかもしれません。

そして、たとえクビになっても次の仕事をすぐに見つけられるよう、普段から勉強しておく。

こうすれば、たとえ解雇されても次の仕事に繋がりやすくなるはずです。

ソフトウェア開発者の場合は、技術や方法の移り変わりが激しいので、最新技術を頻繁にチェックしておくことが大事です。

また、解雇を織り込み済みとして考えることで、気持ちの面でも多少らくになるのではないでしょうか。

クビを考えたこともない状態で言われるよりは、ショックは軽いし切り替えも早くできるのでは?

 

日頃の自己研鑽はより良い仕事につくチャンスを増やす

とはいえ、毎日「クビになるかも・・」なんて考えていたらストレスだし、そもそもそんなに頻繁に起きるものでもありません。

それに、「クビにならないように」なんてネガティブな理由で勉強するのは、理由としてはちょっと弱い気がします。

長続きしなさそう。

それよりも、より良いポジション、つまり昇格を目指したり、よりよい会社や自分のよりやりたい仕事、好きな仕事がいつかできるよう努力する方が前向きでいいですね。

中にはオレのように、目の前に人参ぶら下げられても見向きもしない人もいると思うけど笑

普段から自分を磨くために勉強し、より良い仕事、より良いポジションを目指すことで、自然と自分を解雇の対象から少しずつ遠ざけることになるのではないでしょうか。

 

リスクを取らないことがリスクになる

より良い仕事を求めて転職したはいいけど、うまくいかない可能性もあります。

でも、それを恐れて転職しないことが果たして自分のためになるんでしょうか。

解雇が比較的身近にあるこの世界で、変化を恐れて1つの場所に留まることは逆にリスクになるのでは?

長い目で見た時、いま目の前にあるリスクを取らない事が、後のリスクになるかも知れません

安定を取ることが必ずしも安定とは言えないのです。

 

フェイスブックのCEOであるマークザッカーバーグはこう言っています。

The biggest risk is not taking any risk. In a world that changing really quickly, the only strategy that is guaranteed to fail is not taking risks

最も大きなリスクとは、何のリスクもとらないことである。目まぐるしく変わる世の中で確実に失敗する唯一の方法は、リスクを取らないことだ。

 

安定を求めるが故に、自らを徐々に苦しい立場においてしまうかもしれないことを覚えておいたほうがいいでしょう。

たとえいますぐクビにならなくても、自習して技術を磨かないとオーストラリアのソフトウェア開発業界で長く生き残ることは難しいような気がしています。

 

まとめ:クビは比較的身近にある。そういう世界で生き残るために必要な事を継続することが大事

仕事の成果によっては最悪の場合解雇されることを考えれば、目先のリスクや安定だけにとらわれず、長い目で見て何をすべきかを考えることが重要です。

まあこれは日本でも同じではあるんですが、日本よりも比較的クビが身近にあるオーストラリアではより意識すべきことだと思います。

より良い仕事につく機会を得られるよう自分のスキルを向上させ続けることは、仕事の成果の悪さによる解雇の可能性を自然と下げます。

また、仮に会社を去ることになってもスキルが上がっているので次の仕事を得やすくなります。

自分のキャリアややりたいことを考えて、日頃から少しずつ行動しておくと長続きしそうです。

何でもそうだとは思いますが、やはり努力なくして成功はないですね。

 

最後に

確かオーストラリアでは、会社が正社員を解雇する場合に数週間前に通知することが義務付けられていて、かつ1~2ヶ月分くらいの給料を前払いするみたいな規則があります。

他にも、成果が出ない人に対し、会社はその従業員が成果を出せるように正式に助ける規則もあります。

確か半年くらいそういった期間があり、そこでその従業員のスキルが上がるよう手助けし、それでも期待する成果が出せなかった場合に解雇するといった規則なはずです。

詳細が気になる人はネットで調べてみてください。

今回のブログを読んで、そんなに簡単にクビになるのか!と思った人もいるかもしれません。

でも、ほんの些細なことで突然クビになるってことはないので、必要以上に怖がらなくても大丈夫です。

 

では!

 

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