どうもです。
ギリギリです。
先日、以前成功を収めたリリースのお祝いを開発チームのみんなでしました。
場所はボーリングクラブ。
最初は、日本人なら知っているであろうあのボーリングのことだと思ってました。
でもオーストラリアでボーリング、ボーリングクラブというと、ローンボウルが一般的のようです。
ローンボウル(Wiki):
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%82%BA
一言で言えば、カーリングの陸上版。
でも床をこすったりはしません。
投げるボールは偏心球という、丸いボールを持って左右からブチュッと潰したような形で、さらに球の重心が片側によっているという不思議なボール。
ローンボウルは、この球を転がして、目標になるゴルフボールのような小さい白い球に、いかに近づけられるか、何個近づけられるかを競う競技。
会場について、昼飯を食ってからさっそくやってみる。
競技の場所は緑色の人工芝のような場所。
5mくらいの線が引いてあって、その線上のどこかに目標級をおいて開始。
1vs1なら一人4球、二人でチームを組むなら一人2球投げられる。
ボールの仕組みを教えてもらって、早速投げてみる。
ボールが思いのほか転がる&重心が偏っているせいで意外と曲がるので、力加減と投げる方向を考えないといけない。意外と計算が必要なことがわかる。
同僚としばらく練習しながらプレイ。
球を転がして別の球に近づけるだけのこの競技。
めっちゃ地味。
はっきりいってたいして面白くない笑
同僚の一人は行く前から、ローンボウルはつまんねえから嫌いっていってたけど、やってみて何となくそう言うのが理解できた。
嫌いまではいかんけど、興奮するような要素はほとんどない。
目標球に近い相手の球に、自分の転がした球が当たりそうな時にちょっと「おーー?・・・あーー(はずれた)」みたいなのがあるくらい。
でもまあいい運動にはなったし、悪い日ではなかった。
普段運動しないせいか、帰る頃にはけっこう疲れていました。
そして次の日。
会社では普段のコミュニケーションツールとしてSlackを使っているんですが、朝会社についてSlackを見てみると、オレのチームあてに幹事からこんなメッセージが。
「みんな、昨日はきてくれてありがとう。ここでいいニュースと悪いニュースがあります。いいニュースは、A(チームメイト)の昨日の素行が良かったので、X(先日プレーしたローンボウル場)への出入り禁止が解除になりました。悪いニュースは、通常とはかけ離れたプレースタイルにより、ギリギリがXへ生涯出入り禁止になりました。私は今朝Xからの電話を受けて、そう告げられました。今後Xではoverarm(上手投げ)禁止のサインが張り出されるそうです。」
生涯出入り禁止は、Life banといいます。
今までどこかへの出入り禁止など1日たりとも受けたことがないのに、最初の禁止がまさか生涯続くものとは笑
ちなみに、上のWikiのリンクを見るとわかるんですが、この競技ではボールは転がすものです。
投げる(throw)のではなく、転がす(bowl)。
いや、オレも転がしてはいました。
上のSlackメッセージに上手投げ禁止の張り紙するってあったけど、いくらなんでも上手投げなんてしてません。
あんな重い球(といっても1~1.5キロくらいだが)上手投げなんてしようとも思わんし、みんな転がしてんだからぶん投げるわけがない。
常識的に考えればそんなのは当たり前です。
では、一体オレはどんなふうにプレーしていたのか。
オレは、ボールを投げる際に10ピンボーリングのように膝と腰をまげ、低い姿勢からボールを滑らすように転がすのではなく、腰だけをかがめて膝はほとんど曲げずに投げていました。
その結果、ボールが1mくらい手前にどんっと落ちて、それから転がっていくような感じ。
「通常とはかけ離れたプレースタイル」とはどうやらこの投げ方のことのようです。
それをプレー中ずっとやっていたので、そのせいでどうやら芝が傷んだらしく、それで生涯出入り禁止になったと。
外出もできたし、まあまあいい日やったかなと思っとったら、まさかの生涯出入り禁止。
でも大しておもしろいとも思わんし、気にしません笑
芝を痛めてしまったのは申し訳ないが。
ということで、あのローンボウル場には冗談抜きで一生行けません。
みなさん、ボーリングはbowling、転がすものです。
オレのように放る(throw)と、生涯出入り禁止になるので気をつけて。
では!