オーストラリアで自分の実力が通用することと、就職できることは別の話

どうもです。

ギリギリです。

今日は、オーストラリアで働くことについて考えます。

 

オーストラリアで実力が通用するか

オーストラリアで就職することを考えていて、

自分の実力が通用するかわからないという

問い合わせをたまにもらいます。

一言で答えるとすれば、わからない、です。

やってみないとわかりません。

その人の実力がわからない場合は特にわかりません。

なので、このくらい社会人経験がある人なら

このくらいのレベル(JuniorとかSeniorとか)のポジションなら

就ける可能性がある、みたいなざっくりとしたことしか言えません。

 

もっと具体的なことを聞きたい場合、

自分のコードや製品を見せるのが一番いいです。

また、どの程度知識があるかを相手に分かる形で話すのも有効です。

というか、そういうことを相手が知らない限り

抽象的、一般的な話しか聞けないと思います。

それをする前提で、現地で働く人に会って具体的な相談をしたり

就職に詳しい人(プロなど)に相談したりすれば

もう少し具体的な話を聞けるかもしれません。

まあそれでも、実際通用するかはやってみないとわからないけど。

 

就職後、おそらく長期間働くことを考えていると思いますが、

何年、何十年とやっていけるかどうかもまた、やってみないとわかりません。

正社員でも会社都合や本人の実力不足でクビになることもあるし、

ソフトウェア開発者として働くなら、学び続けないと

途中でついていけなくなることもあるでしょう。

いまの実力で通用するかはっきりはしないし、

たとえいま通用しても、未来はわからない。

であれば、実力が通用するかを考えるよりも、

通用するようになるにはどうすればいいかを考えたほうがいいでしょう。

 

実力が通用するかどうかと就職できるかは必ずしも直結しない

実力があるからといって、仕事に就けるかはわかりません。

例えば面接が苦手とか、履歴書がイマイチとか。

英語力が至らずに苦労することもあると思います。

業務遂行能力と、面接や履歴書で自分を売り込む能力は別です。

オーストラリアで雇われるためにはそれなりの準備が必要です。

しかし、一番の問題はビザでしょう。

ビザなしでは仕事どころか国に滞在することすらできません。

永住ビザを持っていない人は

ビザ問題をどうクリアするかが一番の課題になるでしょう。

多くの人は、何らかのビザでオーストラリアに来て就活をし、

可能ならその会社にビザの世話をしてもらうことになります。

例えばワーホリビザできて就活するとか、

学生ビザで大学に通い、卒業後は卒業ビザに切り替えて就職するとか。

一方で、日本国内からオーストラリアの求人に応募して

就職と一緒にビザの世話も一緒にしてもらったり、

オーストラリアに支社(本社)がある企業の日本の本社(支社)に勤め

その後オーストラリアに異動する人もいます。

人によっては就職までの道のりのほうが、

就職してやっていけるかよりも心配すべきことかもしれません。

 

計画を立てたほうがより良い

オーストラリアで就職を目指す際は計画を立て、

ゴールまでの道のりをイメージできるようにすると良いと思います。

先に言ったビザや面接の準備、英語力向上などに時間がかかるからです。

多くの人は就職後長期にわたってオーストラリアに滞在したがるので、

それを実現するために、特にビザ関連について準備が必要です。

ビザのことをよく知らずに渡豪して、

ほしいビザが準備不足でとれない、

更に何年も時間をかけないと無理ということも起こりえます。

例えば、英語力不足のせいで次のビザが取れず、

そのうち今のビザが切れて帰国せざるをえないとか。

予めビザ取得に必要な英語の点数を知っていれば、

早めから英語を勉強して準備できます。

ビザの種類もたくさんあるので、

どのビザなら現実的に取れそうかなどを知っていたほうが、

知らないよりも絶対有利です。

とりあえず渡豪して、

出たとこ勝負で就活しても仕事は得られるしそういう人もいるでしょう。

でもおすすめはしません。

永住ビザが欲しい人はなおさらです。

 

自分が望むものが明確な方が計画は立てやすい

自分がオーストラリアで何をしたいのか明確な人は、

計画をたてやすいでしょう。

ゴールが明確だから、そこにたどり着くまでの道のりも

イメージしやすいし、より具体的に考えられると思います。

明確でない人は、自分が何をしたいのかよく考えてみてください。

渡豪して就職する目的は?

そもそもなぜオーストラリアなのか?

日本ではなぜダメなのか?

などなど。

毎日きれいな海でサーフィンしたいからとか、理由は何でもいいです。

仕事は何でもいいからとにかくオーストラリアで就職したい、

自分のやりたいことをして生きたい、

仕事はあくまで生きる手段とかでもいいです。

永住ビザが取りやすい仕事を選んで就職し、

永住ビザが取れたら転職するという人も結構います。

理由や方法はどうあれ、

自分の求めるものが明確な方が計画もたてやすいし

その計画を実行中の時もモチベーションを保ちやすいと思います。

 

自分で考え行動できる範囲のことに集中する

計画を立てたり行動する際大事なのは、

自分の考えられることやできることに極力集中し、

やってみないとわからないことに捕らわれすぎないこと。

例えば「英語の目標点数が取れるかわからない」という不安。

これって実際に試験を受けないとわからないですよね。

目標点数を取るためにすべき事は考えられるし、

目標達成のために勉強もできる。

自分の実力を知るために模試を受けることもできる。

でも、実際に目標点数がとれるかは結果が出るまでわからない。

自分の望む結果が得られるかはわからないのです。

厄介なことに、不安は考えれば考えるほど大きくなります。

そしてこの不安に捕らわれすぎると自信を失ったり

普段している勉強なども徐々におろそかになる。

いま抱えている不安は、その時になってみないとわからない事なのか、

自分で考え行動することでどうにかできることなのかを区別し、

自分でどうにかできることのみに取り組むことが大事です。

 

まとめ:仕事ができることと就職できることは別の話。準備が重要

オーストラリアの企業で通用する実力があるかは、ある程度は予想できても

実際にはやってみないとわからないことが多いです。

一方で、ビザをはじめ、就職するまでの道のりも実力と同様に大事です。

特にビザは就職とは切っても切れない関係です。

外国人である自分がオーストラリアに滞在する、働くために必要なことはなにか、

仕事を得るため、自分の好きな事を叶えるために必要なことは何かなどを調べ、

実力を上げるとともに就職の計画、準備することが重要です。

目標を達成するためにはどうすればいいか考えることを念頭においてください。

ただ、全てのことが計画通り行くことはあまりありません。

計画にこだわりすぎず、柔軟さと一歩踏み込む勇気も持ちましょう。

準備不足でも、チャンスが来たらそこに飛び込むことも時には必要です。

では!

 

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