どうもです。
ギリギリです。
バックパッカータックス、ついに決着!
税率32.5%→19%へ!
2017年1月より、ワーキングホリデービザでオーストラリアに滞在する人たちは、
年間所得額が$37,000までは19%の税率を課せられることになりました。
以下概要。
- 2017年1月より、ワーキングホリデービザで滞在する人たちは、年間所得額が$37,000までは19%の税率を課せられることに
- それ以上稼いだ場合は、32.5%~の税率がかかる
- 税金免除がなくなる
- ワーホリビザの申請料が50ドル安くなる($390に)
ソース:
http://www.skynews.com.au/news/top-stories/2016/09/27/government-to-amend-backpacker-tax0.html
http://www.abc.net.au/news/2016-09-27/federal-government-backs-down-over-backpacker-tax/7880528
http://sjm.ministers.treasury.gov.au/media-release/104-2016/
関連する投稿:
キャッシュジョブの方がマシ?新ルールで稼げなくなる2016年からのワーホリ
オーストラリア政府は、農業従事者や飲食業からの猛反発を受けて
妥協案で決着したようです。
タックスリターンしてもほとんど戻ってこない
新ルール適用後は、タックスリターンをしても払った税金はほとんど戻ってきません。
3つ目のソースにある収入額と税率の表(以下テーブル)をみると・・・
Taxable income | Tax on this income |
0 – $37,000 | 19c for each dollar over $0 |
$37,001 – $80,000 ($87,000) | $7,030 plus 32.5c for each $1 over $37,000 |
$80,001 ($87,001) – $180,000 | $21,005 plus 37c for each $1 over $80,000 ($87,000) |
$180,001 and over | $58,005 plus 45c for each $1 over $180,000 |
このテーブルが示すように
今後は$0~$37,000までは、何ドル稼ごうが1ドルにつき19セントの税金を支払うとなってます。
現時点ではこの表に、$0 to $18,200→ Nil(なし)ってのがあって、
つまり所得額が$18,200までは非課税。
ほとんどのワーホリはこんなに稼がないから、
その人達はタックスリターンを申請すると払った税金全額戻ってきます。
でも新ルールにはこれがない。
だから、タックスリターンをしてもほとんど戻ってこない。
タックスリターンは税金の過払い・未払い調整です。
申請すれば払った税金が自動的に戻ってくるわけじゃないです(念のため)。
新ルール施行後は、
例えば年間で10,000ドル稼いで、2,000ドルを税金として払ったとしたら、
タックスリターンで返ってくるのは100ドル。
現行ルールでは2,000ドル全額返ってきます。
年に1回の臨時収入はもうないね。
まとめ
妥協案では税率が当初のレートから驚異的に下がったので、
1つ時給のいい仕事が見つかれば収入は十分得られると思います。
キャッシュジョブ掛け持ちしなくても済みそう(笑)
一方で、税金免除がなくなってしまったのははっきり言ってかなり痛い。
特に時給のいいところで働いている人たちは
支払う税金もけっこうな額なので($2,000~$3,000, or more)、それが返ってこないのはとても残念。
でも当初の極悪税率に比べれば相当マシなルールなので、喜ぶべきでしょう。
ところで、2016年に稼いだ分についてはどうなるんやろう。
2017年に施行されるんだから、2016年に稼いだ分については現行ルールが適用されるはずだよな・・・?
そうすると、今年払う税金については、今年の所得が$18,200未満であれば来年7月以降のタックスリターンで全額戻ってくる?
この点について知ってる人いたら教えてください。
では!
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