どうもです。
ギリギリです。
リゾート地に遊びに来て5日目。
今日はウォーキングを休みにしてまったりな1日です。
さて、前回の投稿ではオーストラリア移住がオレの人生を完全に変えてしまった話をしました。
今日はそのおまけとして、日本にはないもしくは経験しなかった、今の生活や会社のいい点を紹介します。
年金が個人積立で、自分で運用管理できる
これはおまけと言うにはもったいないくらい良い点です。
日本政府は最近になって、将来年金不足のせいで生活費が約2000万円ほど足りなくなるという予測を出して、世の中を騒がせています。
ところで、日本の年金制度は賦課方式(ふかほうしき)という、いま現役で働いている人たちが、いまの高齢者たちに支払う仕組みを取っています。
一方でオーストラリアは積立方式といって、自分で稼いで貯めた金を老後に受け取る仕組み。
自分の金は自分で稼ぐ。わかりやすいですね。
オーストラリアの年金制度をスーパーアニュエーション(略してスーパー)と言い、会社に勤める場合、企業は各従業員にたいして給料の最低9.5%を給料とは別で支払う義務があります。
給料に上乗せして払うため、給料がまったく傷みません。
企業が年金を払う先の年金口座は、各従業員が好きに開くことができるので、高い利率や手数料の低いサービスを提供する会社で口座を開けます。
さらに、給料の一部を9.5%に上乗せすることも可能。これをSalary sacrificeといいます。
収入が十分ある人はスーパーの口座に自分の給料をさらに入れることで、将来のためにできるだけ多く取っておくことができます。
通常、年金口座はオンラインでアクセスでき、口座のウェブサイトで現在の貯蓄額の確認や現在の収入で将来いくら貯まるかなどの予測が可能。
自分の金が自分でコントロールできるのは嬉しいし安心です。
オーストラリアの年金については今勉強中で、詳しいことがわかった時点でブログでまとめる予定です。
家から仕事してもいい
いわゆるリモートワークというやつです。
オーストラリアのIT業界ではリモートワークを許可している企業はけっこう多いです。
子どもがいる家族を持つ人達のほとんどは、家から仕事をしつつ子どもたちの世話をしています。
リモートワークを許可しない企業には、子供の世話が必要な優秀な技術者が集まってこないので、積極的に取り入れる企業が増えているようです。
うちの会社では月と金はリモートワークOK。
オレは仕事とプライベートは一緒くたにしたくないので、仕事は職場でします。
でも体調が悪い時は家で仕事。
風邪の時は曜日に関係なく家から仕事ができるので助かります。
暖かくしたまま仕事できるので治りも早い。
あと、宅配便が届く予定だったり、家や家電の修理で誰かが家に来る場合も曜日に関係なくリモートワーク可能。
オレが永住ビザのための書類集めをしている頃、シドニーで書類の発行をしないといけない時が何度もあったんですが、その時はシドニーから仕事したりしてました。
リモートワークできるのはいろんな場面で助かります。
通勤が圧倒的にラク
今の職場には車で通勤しています。
東京のあの殺人的な満員電車に乗らなくて済むのはマジで助かる。
あれだけでかなり体力消耗するからね。
職場までは10~12分でつくし、長時間労働もしないので余裕で運転して帰れます。
シドニーとかもっと大きい都市に住む人は電車通勤が多いんじゃないかな。
時間帯によってはけっこう混むという話を聞いてます。
勤務中音楽聞いてもOK
仕事の最中音楽を聞いている人はけっこういます。
あんまり深い思考をしなくても済むような作業をする時とか、気分を変えたい時はオレも音楽聞きながら仕事します。
基本的には音楽聴きながらの作業は効率が落ちるので、ホントはやらないほうがいいんだろうけどね。
でも、聞いてもOKという選択肢があるのは嬉しいです。
あと、人がやたらと話しかけてくる時と、周りがうるさい時もヘッドフォンします。
しょっちゅう雑談を話しかけてくるやつが周りにいるので、それをシャットアウトするために仕方なく。
この時するヘッドフォンを、big f*ck-off headphonesと呼んでいます。
机の高さが自由に変えられる
いま職場で使われている机はモーターが付いていて、机の高さが変えられるスグレモノ。
これの何が嬉しいかと言うと、腰が痛くなりにくいんです。
実はこれがけっこういい。
最初はなんて金の無駄使いなんだと正直バカにしてました。
でも、腰や背中の具合に合わせて立ったり座ったりしながら仕事をすると、姿勢が変わるおかげで腰への負担が減るんです。
腰が良くない人はオレも含めてけっこういて、この机のおかげで助かっているって人が何人もいます。
他にも、その方がはかどるからと、1日中立ったまま仕事する人もいます。
座りっぱなしの人、たまにストレッチすると意外といいですよ。
まとめ
オーストラリアの今の職場では、定時で帰れる、有給が自由にとれる以外にもいろいろ良いことがあります。
うちの会社は従業員の労働環境、職場環境作りにかなり力を入れているので、電動の机など他の企業ではあまりみられないものもあるかもしれません。
しかし、リモートワーク、音楽を聞きながら仕事OKなどはオーストラリアの他の多くの企業も導入しています。
他にも聞いた話だと、金曜の昼過ぎにはオフィスでビールが出たりする職場もあるそうです。
こういう点からみても、オーストラリアと日本では労働環境がずいぶん違うことがわかります。
もちろんオーストラリアのすべての企業がいい労働環境を提供しているわけではないでしょう。
でも平均で見れば、オーストラリアの方が良いのは間違いないと思います。
オーストラリアで働いてみたくなりましたか?
労働環境は日本と比べて格段に良いので、いい仕事が見つかれば人生かなり変わりますよ。
では!