どうもです。
ギリギリです。
この前ウォーキング&ジョギングに行った時、ものすごい久しぶりに2kmくらいジョギングできました。
前は500mくらいジョギングしたら死にかけていたので、結構な進歩です。
続けようこのまま。
さて、今日はプロフェッショナルの定義について。
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日本では一度も聞かなかった、いまの会社でよく聞く言葉
今の会社で働き始めてから、日本では一度も聞かなかった言葉を聞くことがあります。
その言葉とは、プロフェッショナル。
正確にはプロフェッショナルとアンプロフェッショナルの2つ。
日本にいた頃は、この言葉を他の人から聞いたことがなかったし、自分で「プロってなんだろう」なんて考えたこともありませんでした。
プロフェッショナルを社会人に置き換えれば、日本っぽくなるかもしれません。
プロフェッショナルの定義とは
オーストラリアで働く人たちが考える、プロフェッショナルとはなんだろう。
今までの会話から察すると、こちらでいうプロフェッショナルとは、日本で言う社会人の常識に似た部分があるように思います。
わかりやすいところで言えば、勤務時間中は真面目に働くとか(当たり前すぎて常識以前の問題だとは思うが)、自分の担当はきちんと責任を持ってやるとか、時間を守るとか。
「時間を守る」は、オーストラリアの定義での時間を守るだけど笑
しかしこれら以外に、日本とは少し違う定義もあることに気づきました。
それは、人前で叱責したり、失敗を責めたりしないこと。
人前で叱責などしない
以前ミーティング内でシニアエンジニア同士が議論していて、お互い喧嘩腰になりながら話をしていたことがありました。
あとでそのうちの1人が、他の人の前でオレを責めるとはなんてアンプロフェッショナル(Unprofessional)なやつだと怒っていました。
これは、人前で誰かの失敗を責めたり叱責することは、プロとして当事者への配慮に欠ける行為だと考えられているからです。
うちの会社では通常注意をする場合は、当事者を別室に呼ぶなどして個別に注意するし、叱責は人前ではめったにしません。
そもそも、日本のバカな上司がよくやるように、人の失敗を責めること自体めったにしません。
今のチームメンバーの多くは過去にいろんな会社で働いてきた人たちばかり。
そんな経験豊富な人たちがそういうということは、他の多くの会社でもきっとそうなんだと思います。
叱責は無意味どころかマイナスに働く
叱責なんてしたところでいい方向に運ぶことなどまずないし、むしろそれによって社員が萎縮し、本来発揮できる力が発揮できなくなる。
もし叱責が続けば、そしてそれが人前で何度も起これば、社員はそれを恐れて悪い報告をしなくなります。
例えば、ソフトウェア開発上のバグを見つけても報告しなくなったり、試験が通らなくても通ったことにしたりするようになる。
こうなったらもうそのプロジェクトは終わりで、質の悪い製品ができあがり、結果的にプロジェクトは失敗し、プロジェクトメンバー全員がその責任をとることになります。
また、叱責したところで問題は何一つ解決しません。
叱責する暇があれば問題解決のために解決策を考えるべきです。
そう、叱責は全く建設的ではない。
そしてそれを知っているからしないのです。
もちろん例外的なものはあります。
稀に、怒った勢いで口をついて何かいってしまったり、マネージャーがチームメンバー全員を集めてまとめて叱咤などをしたり。
でもそういったことはごく稀です。
叱責はない。でも評価には響く
しかし、だからといって全くお咎め無しかといえばそうではありません。
ミスや成果が出せていない場合は、その人の評価に響きます。
叱責はしないけど、できなければそれなりの道が待っているということです。
業界による
叱責するかしないかは業界によって全然違います。
オレがまだワーホリだった頃工場とか倉庫で働いていた時は、たまに社員同士で怒鳴りあったり人のミスをものすごい勢いで怒ってる人がいました。
叱責というか、Fワード、Cワード、Mワードが会話の中でものすごくカジュアルに使われたという方が正確かな笑
その会社のルールでは、(正当な理由なく)叱責したり、また怒鳴ったりするのは禁止とはっきり書かれてるんだけどね。
他にもマイニング関係など、いわゆるブルーカラーと言われる職業についている人たちの間では、乱暴な言葉を使ったりすることがよくあるようです。
まとめ
今の会社やその他多くのオーストラリアの会社では、叱責することはプロらしい行為ではないと考えられています。
叱責しても問題は解決しないし、むしろ社員に無駄なプレッシャーを与えるだけ。
オレがいま安心して仕事ができる理由の1つは、この無意味な叱責がない環境だからだと思います。
今日はこのへんで。
では!