【IELTS7.0への道】ネイティブの言ってること、どのくらい理解できますか?

どうもです。

ギリギリです。

平日は勉強、週末は仕事で忙しいです。

金曜は朝5時から工場の仕事で1時半~3時半くらいまで仕事。

5時から10時半までキッチンハンドの仕事。

寝不足のまま行くから結構キツイ。

でもおかげで収入は生活できる十分な額が手に入ってるからOK。

 

勉強だな、問題は。

あと就活。

 

昨日昼から仕事でミーティングに参加しました。

スーパーバイザーがあまり英語ができないので、通訳者的な感じでたまに呼ばれるんです。

といっても話を聞くのが大半で、話す事はまずなし。

で、昨日もそんな感じで職場をまとめるとある組織のスタッフの報告を聞いてたんだけど、

全然わからん・・・

話をしてたスタッフはオージー。

話すスピードは普通くらいで、オージー訛りでしゃべってた。

そんなにきつい訛りでもなかったんだけどなあ。

なんであんなに理解できなかったのか。

ということで、今日はこれを機会に

  • 何故英語が聞きとれないのか
  • 何故英語が聞きとれるようにならないのか

を、普段の生活を考察しながら理由を探るとともに、その対策も考えてみます。

 

何故英語が聞きとれないのか

なんで英語が聞き取れないのか。

考えられる主な原因はこんなところだと思います。

  1. 語彙力不足
  2. 文法の知識不足
  3. 聞き取りから意味をはっきり捉えるまでに時間がかかりすぎ、そのうちに話を見失う
  4. 聞き取れた内容に意識が行き過ぎて、次の会話を聞き逃す

 

これらに対する対策。

うーん、最初の2つはもう勉強しかないよね。

単語も文法も全然知らずに話をしても、正直しんどいだけ。

実際辛かったし、語彙力が上がって文法の理解が進んだあとは、人の話がかなり理解できるようになった。

だから、語彙力と文法の理解は学校の勉強的な感じで、参考書使って進めるのが一番効率いいと思う。

ワーホリ一年目の頃は、とにかく語彙力と文法の理解を進めようと、机に座って勉強の日々。

その時使ってた本が、

English Grammar in Use with Answers and CD-ROM: A Self-Study Reference and Practice Book for Intermediate Learners of English

Amazonでベストセラー1位なんだ。知らんかった。

 

これいいよ。ホント。

日本の学校でよく教える文法(現在・過去・未来、現在・過去完了など)だけじゃなくて、

beforeとafter、sinceみたいな普段よく使う単語を、使い方の例とともに解説。

さらに本の半分は練習問題が載ってるというスグレモノ。

オーストラリアにきたばっかの頃は中学校の英語の問題すらまともに解けなかったオレが、

この本とGoogle検索のおかげで1年後には人の話がかなり理解できるようになりました。

Advancedとintermediate、elementaryの3レベルがあるので、

IELTS7狙いの人はadvancedにトライしてみるといいかも。

 

次、3について。

これは一文がながかったり複雑だったりする時によく起きると思います。

この対策としては、普段からよく本を読むことかなあと。

持論ですが、文章を読んで素早く理解できない文章は、聞いても素早く理解できない。

おなじように、書きたいことをスラスラ書けないような文章は、口頭でもスラスラ言えない

だから、普段から色んな種類の文章をたくさん読んで、

できるだけ早く、正確に理解が出来るように訓練することが大事です。

大事なのは、文章や単語を読んで、それがイメージとして瞬間的に頭に浮かぶようになるまで読むこと。

 

最後に4について。

理解できない事を考えるって、不快だししんどいんだよね。

だから人って無意識のうちに理解できることに意識を向けがち。

理解できたことについて考え始め、わからない部分を聞き流しちゃうから、

その部分の話がすっぽり抜けてしまう。

だから、結果的になんだっけ?ってことになってしまう。

これの対策には、とにかく話を最初から最後まで逃さずに聞く。

わからなくてもいいので、とにかく聞き続ける。

理解できたことはそれとしておいておいて、聞き続ける。

意外と難しいんだよねこれ。

話が長くなればなるほど、内容が難しければ難しいほどしんどくなる。

でも、理解できたことはおいといて、とにかく内容を一言一句逃さずに聞く。

これで、話を聞くこと自体に慣れてきます。

 

何故英語が聞きとれるようにならないのか

海外滞在期間と英語レベルは比例しないのは、

海外に長期間暮らしている人ならすでに痛いほど理解しているでしょう。

これについて、主な原因はこんなところかと。

  1. 継続的に英語を勉強していない
  2. 分からないことを聞き流す癖がついている
  3. いつも同じような会話ばかりしていて、違う話題を振られると理解できない
  4. 日本語ばかり話してる

 

一番の問題は2だと思う。

分からないことに耐性ができすぎて、それが当たり前になってしまってそれ以上努力をしなくなる。

でも、はっきり話が聞き取れなくても仕事以外でなら特別困らないし、何とかなってしまう。

これが「勉強しない」に繋がり、より伸びなくなる。

じゃ、どうすればいいか?

聞き流さない。それだけ

わからなくてもいい、とにかく一言一句逃さず聞き取ろうとする姿勢で、集中力を全開にして聞くこと。

これを続けることでこの全開が普段の通常レベルになり、聞き流さないようになる。

 

わからなくても何とかなってしまう日常生活に慣れると、

わからないことが当たり前になる。

それを断ち切るには結構なエネルギーが必要です。

しかもこれを何ヶ月も続ける努力とモチベーションも必要。

難しいんだよね。

だからみんなやめてしまう。

だから伸びなくなる。

聞き逃さないでください。

しんどくても耳を傾けて必死になって聞くことを習慣化すれば、

少しずつ聞こえるようになってくるはずです。

 

 まとめ

人の話が理解できないってのはストレスが溜まるから、

分からないことを避けがちになって、

その結果リスニング力がなかなか上がらないってパターンが多いと思います。

 

それらを解消するためには、語彙力と文法力で基礎を作り、

普段から人の話をはじめから終わりまで集中して聞くという地道な努力が必要です。

 

すぐには伸びてきません。日本語ばかり話していると、おそらく伸びは遅くなるでしょう。

それでも諦めずに普段から続けることで、数カ月後、1年後、2年後に必ず違いが現れます。

 

大学やTAFEなど、進学を目指す人は特に、基礎を疎かにせず地道な努力を続けてください。

オレもがんばります。

一緒に頑張りましょう。

 

ネイティブと話してるとたまに、

「こいつはホントに英語をしゃべってるんだろうか」

と思う時があります。わからなすぎて。

ワーホリ初期の頃はこれが多くて、本当にストレスで、

日本人はおろかアジア人すらほとんど見かけないような場所で何ヶ月もしんどい日々を過ごしました。

でもいまは、その期間があったからこそ大学院に通える英語力がついたと確信しています。

 

継続は力なり。

 

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