オーストラリア永住権を取るために地方に行くか都市に行くかは、職業で決めよう

どうもです。

ギリギリです。

久しぶりの更新です。

 

今日は、オーストラリアの永住権を取るために、地方に行くべきか都市に行くべきかという話。

これを読めば地方か都市、どちらへ行くべきか迷っている人の手助けになると思います。

 

職業で決める

地方にいくか都市に行くかは、オレなら職業で決めます。

都市部に求人が集中している職業、例えばITなんかは典型的ですが、これらは都市に行ったほうがいいです。

190ビザの職業リストに載っている職業の人は、地方で永住権を狙うのもあり。

ただし、行くならメジャー地方都市限定です。でないと仕事を得るのが難しくなる。

 

クックやシェフ、またレストランやチャイルドケアマネージャーといった職業は、地方でも都市でも永住権を手に入れられる可能性があります。

でも、地方でのこれらの職業の給与額は低いため、永住ビザの要件である最低給与額を受け取れるか不安が残ります。

地方でこの額を得られれば地方に行って職探しなどしても問題ないですが、そうでないなら都市部に残って就活をしたほうが就職のチャンスは多いかも。

 

学校の先生や看護師で永住権を狙う人もいるでしょう。

看護師の就活時、「ビザのサポートはしないけどいいか」と聞かれることがよくあるそうです。

ビザのスポンサーになってでも看護師が欲しいところは地方が多いので、看護師の場合は地方でないと難しいかもしれません。

 

なぜ職業で決めるのか

なぜ職業で決めるのかと言うと、ほとんどの人が狙うであろう永住権は、そのほぼ全てが職業に深く関連しているからです。

特定の職業で優れた人に対して永住権を発行するのが今のオーストラリアの流れ。

パートナービザなど一部のビザを除き、永住権を取るには職業が重要なのです。

一部のビザでは職歴や仕事についていることは必須だし、そうでなくても職歴や仕事の有無はビザ取得に有利になるので、職業選びはとても重要で、その職業で職につけることもとても重要です。

なので、就職の可能性がより高い場所に住むことは重要なのです。

もちろん可能性の高さ、チャンスの多さだけで決められるものではありません。

ただ、就活時は同じようにビザを狙う海外留学生や仕事を探す地元民も相手にしないといけないので、チャンス(=求人数)は多いほうがいいのです。

 

都市に仕事が集中した職業なら、都市で永住権を狙う

IT、特にソフトウェア開発者で永住権を狙う人、会計系の職業は都市部に求人が集中していて、地方では少ない(そもそも地方はすべての職業の求人数が少ないが)のは知っての通り。

なので、これらの職業で永住権を狙う人は、都市部に残るほうがいいでしょう。

シドニーやメルボルンでは求人がかなりあるので、職歴のない人でも地方と比べたら仕事が取りやすいと思います。

もし地方向けビザを狙いたいなら、ゴールドコーストやアデレード、パースなどのメジャー地方都市を選ぶといいでしょう。地方とはいえ多少は求人があると思います。

もしかしたら競争率は都市部より低いかもしれません。

ただし、給料は都市部より低いことが多いので、永住権に必要な額以上をもらえるか注意が必要。

新しい地方向けビザの491ビザや494ビザは、53900ドル以上を3年間以上稼いでいないとその先にある永住権に繋げられません。

 

メジャー地方都市にある大学を出た人は、そのまま地元に残って190ビザを狙うのも1つの手です。

メジャー地方都市のある州、例えばSA州やWA州は、同州の大学卒業者(特にマスター)に対して190ビザのための優遇措置を与えていることがあるからです。

優遇措置を最大限利用しつつ、必要な条件を揃えれば、そのまま190ビザ取得も可能です。

190ビザは州がスポンサーをするビザで、一切スポンサーを必要としない189ビザよりも若干取りやすいです。

もしこのビザを狙えるポイントがあるなら、大学卒業後は地元で仕事を探しつつ190ビザを狙う方が、下手に都市に移動して189ビザや186、482ビザを狙うよりも可能性は高いかもしれません。

合わせて読みたい:

ポイントを集めて取るオーストラリア永住権 – 技術独立永住ビザ(189ビザ)

州スポンサーでオーストラリア永住権を手に入れよう – 州スポンサービザ(190ビザ)

オーストラリア永住権は働いて手に入れる! – 企業スポンサー永住ビザ(186ビザ)

ビジネスビザからオーストラリア永住権へ繋げる! – 企業スポンサー永住ビザ(186ビザ)

 

地方でしか永住権を狙いない職業もある

一方で、チャイルドケアワーカーなど一部の職業は、地方向けビザからしか永住権に手が届きません。

これらの職業はごく一部のビザの職業リストにしか載っていないため、必然的に地方にいかざるを得ません。

例えば、チャイルドケアワーカー(ANZSCO Code:421111)やコールセンターマネージャー(ANZSCO Code:149211)は、現時点で187ビザと494ビザでしか申請できません。

 

こういった職業でも、DAMAという制度を利用すれば482ビザを申請できるかもしれません。

482ビザが取れれば、あとで186ビザ(永住ビザ)に繋げられます。

DAMAが利用可能な地域では他の職業リストにはない職業が載っていることもあるので、他のビザには自分の職業が載っていないという人は一度チェックしてみてください。

DAMAが利用できる地域は限られています。利用可能地域も必ず確認しておきましょう。

Designated Area Migration Agreements(DAMA):

https://immi.homeaffairs.gov.au/visas/employing-and-sponsoring-someone/sponsoring-workers/nominating-a-position/labour-agreements/designated-area-migration-agreements

 

地方でも都市でも永住権を狙えるが、都市に残った方が有利かもしれない職業

クック、ペイストリークック、シェフ、カフェまたはレストランマネージャーだと、187、494ビザ以外に190、482、491ビザなども申請可能なので、永住権への道の選択肢がぐっと増えます。

また、同じチャイルドケアでも、マネージャー(ANZSCO Code:134111)やEarly Childhood (Pre-primary School) Teacher(ANZSCO Code:241111)も同様に190、482、494ビザが申請可能。

これらの職業なら、都市でも地方でも永住権が狙えます。

学校を出てこれらの職業で永住権を狙う人は、190ビザも視野に入れておきましょう。

その州にある190ビザへの優遇措置を受けられるかもしれません。

 

これらの職業でも職歴が必要なのは変わりません。

これらの職業は地方で慢性的に人手不足なので、スポンサーを考えてくれる企業は少なくないと思います。

一方で、永住権に繋げられるだけの給料を払ってもらえるかという心配はあります。

企業によってそういう部分は違うので、地方だから、都市部だからと括ってしまうのは難しいです。

可能性だけで考えれば都市部のほうが給料がいいので、若干有利ですが・・・競争率が高かったり、人がいくらでもいるのでわざわざビザスポンサーをしなくても新しい人を

なかなか判断が難しいところです。

 

ビザ選びは場所選び以上に重要

住む場所を決めるのと同様に、どのビザを狙うかも決めるのも、永住権を目指す上でとても重要なことです。

最も大事なことの1つと言ってもいいでしょう。

例えば、新しい地方ビザである491と494ビザは、取得したら最低3年間は189や190ビザ、186ビザが申請できないんですが、これらを知らずに適当なビザ選びをしていると、折角のチャンスを棒に振る可能性もあります。

ビザの中にはこういう制約付きのものもあるので、ビザ選びは重要なのです。

参考:

https://truebluemigration.com/visa-types/general-skilled-migration/491-visa-skilled-work-regional/

https://www.australiavisa.com/immigration-news/new-491-494-191-visas/

 

 

チャンスがあれば地方だろうが都市だろうが関係ない

ここまで地方だ都市だと話をしましたが、結局のチャンスがあるかどうかです。

たとえ1つしかない求人でも、それで永住権を取れるのなら地方だろうが都市だろうが全く関係ないです。

なので、チャンスがあればつかんでください。

より多くのチャンス、よりビザ取得の可能性が高いチャンスに巡り合うために、自分に一番あったビザと地域を選ぶことが重要です。

そしてあらゆる可能性を考慮し、チャンスをできるだけ生かせるようよく計画し、常に準備しておいてください。

 

まとめ:都市部の方が有利な事は多いが、自分の職業と求人数で最終的な決断を

求人数や給与面を見ると、やはり都市部で永住権を狙ったほうがチャンスは多そうです。

IT系など一部の職業は、都市部でないと仕事探しが難しいこともあります。

ただ、地方に可能性がないわけではありません。

地方は常に慢性的な人手不足なので、いい仕事が見つかればあっさりスポンサーが見つかることもあります。

永住権取得の可能性を最大化するためには、自分の職業と求人数、待遇や、どのビザが自分に合っているかなどを考慮すると、地方か都市どちらがいいか答えを出しやすいと思います。

ソフトウェア開発者のオレは、都市かメジャー地方都市以外選択肢は無し。

他の職業でも都市部のほうが可能性は多そうですが、地方でも可能性を探してみてください。

 

では!

4件のコメント

  1. ギリギリさん、はじめまして。

    ゴールドコースト在住で永住権取得を狙っているYuta(38歳・既婚・来年3月より学生ビザ→卒業生ビザ予定)と申します。

    ビザ取得に至るまでの経緯やオーストラリア生活についてのブログ、
    いつも楽しく、そしてとてもたくさんの学びを頂いています。

    唐突な質問で恐縮なのですが…、

    NSW or QLDにてフルタイムでの就職を得るにはどうしたら良いでしょうか?
    (コネクションを作る、転職エージェントなど・・)

    これまでに経験のあるマーケティング、リテール、WEBデザインなどで探しておりますが、大変苦戦しております。。。

    妻メインで取得した学生ビザも終盤に差し掛かり、うまく卒業生ビザに切り替えられれば、もうすぐ私もようやくフルタイムで働けるようになるので、今後の身の振り方について改めて考えております。

    長文となってしまい申し訳ないのですが、、、

    これまでの経緯としては、2年半ほど前より妻がチャイルドケアを学びはじめ、現在はPart-Timeにて仕事をしていることもあり494ビザ取得を考えていたのですが、申請に必要な3年間の職歴が満たせる見込みが今のところ立っておらず、私自身での永住権取得の可能性を探しています。

    そこで、これまで日本とオーストラリアで経験のある”Marketing Specialist”(現在スキルアセスメント準備中)として、永住権につなげるために下記の2つの方法を考えております。

    ①NSW 190 visa
    80ポイント見込み。私・妻共にPTE勉強中です。
    ただ来年1月からはNSW在住でないと申請できなくなるらしいですね。。。https://www.industry.nsw.gov.au/live-and-work-in-nsw/visas-and-immigration/skilled-nominated-migration-190

    ②QLD 494 visa

    ちなみにQLD190でも職業リストに入っているものの、直近6ヶ月の職務経験(35h/w以上)と今後一年間の契約がある、という項目がクリアできません。。

    そこで、NSW・QLDどちらにもアクセス可能なNSW側の州境に住み、

    ①NSW州境の比較的仕事が多そうなTwee Headsあたりでフルタイムジョブを探す
    ②QLDで494ビザスポンサーになりそうなフルタイムジョブを探す

    という流れを考えています。

    もしも、190ビザが取れたらいずれはSydneyへ行きたいと考えています。

    乱文で誠に申し訳ございません。

    お時間のある際に、アドバイスなど頂けますと大変ありがたいです。

    facebook: https://www.facebook.com/yutasuzuki11

    1. Yutaさん
      こんにちは。
      来年からNSWが190ビザの申請者を州内の人に限るのは知りませんでした。絶対住んでないとダメってわけでもなさそうだけど、でもこれでNSWも少しは競争率が下がる気がします。
      さて、質問への回答ですが、答えるには少し時間がかかるので、今週末から来週までには返事ができるよう努力します。
      もし長くなりそうなら、他の人への情報共有にもなるし、ブログの投稿として書こうと思うのですがいいでしょうか(その際Yutaさんのコメント内容も一部掲載します。FacebookへのリンクやEmailアドレスは除きます)。
      それが困るならここに返信するのみにします(と言っても公開コメントなので誰でも読めてしまいますが)。
      投稿するにせよ返信のみにするにせよ、ここにまた改めてコメントします。

      回答するにあたっていくつか質問があります。
      1.マーケティング、リテール、WEBデザインなどで探しておりますが、大変苦戦しているとのことですが、具体的に苦戦とはどういうことでしょうか。例えば、面接に全然呼ばれないとか、求人自体が少なくてしんどいとか、最初の面接から次に進めないとか。
      2.NSW190ビザのためのポイントが、”80ポイント見込み”とのことですが、PTEを何点取れば80になるんでしょうか。
      3.Marketing Specialistとして職歴は何年ありますか。
      4.Marketing Specialistの仕事内容を、すっごい大雑把でいいので説明できますか。
      これらに回答してもらえると、より突っ込んだ回答ができると思います。

      では。

    2. こんにちは。

      オレのコメントへの返事がなかったので、ここで改めて質問に答えます。

      仕事を得るにはどうしたらいいかという質問ですが、簡潔に言えば「自己分析をしうまくいかない理由を分析し対策を講じる。そして企業に雇いたいと思わせる実力と知識を身につけた人材になり、それを面接官に証明する。そして就活中も普段も常に自分の能力を向上させ続ける」が最も効果的な方法だと思います。

      質問文からすると、どう探すといいのかという点を気にしているように思えますので、まずはその点から。
      Yutaさんの業界や職業には詳しくないですが、一般的にコネはどの業界でも就職に強いように思います。コネを作るには、地元のミートアップやその業界のイベントなどに参加して作るのが一般的です。しかしコネの入社は自分と繋がる人との信頼関係がないとなかなか仕事ゲットまで繋がらないので、時間がかかります。なので、オレならコネを作りつつ自力で探し続けます。転職エージェントを使ってもいいですね。
      自力で探す場合、LinkedInの情報は常に最新にして、きっちり仕上げておいてください。LinkedInのプロフィールを見て企業側から声をかけてくる事があります。転職エージェントは使ったことないので詳しくはわかりません。自力でなかなか仕事が見つからないならプロに任せてもいいでしょう。

      ただ、自力にしろエージェントを使うにしろ、就活がうまくいかないなら何故うまくいかないかを分析することが一番重要です。
      大変苦戦しているとのことですが、具体的に何故うまくいかないかわかりますか?求人数が少ない、面接に呼ばれない、一次面接通らないなどあると思います。そこには必ず原因があります。それを分析し、原因を追求し、対策をうってください。それができないと同じ失敗を繰り返すだけです。面接で落ちた場合は、その会社に何故ダメだったか聞くなどしてもいいです。

      Yutaさんは職歴があるので、職歴に見合った実力があることを面接などで証明できるよう準備してください。レジュメとカバーレターから始まり、面接での受け答え、これまでの成果を面接で説明できるようにするなどですね。過去の実績を(売上や利益、作ったウェブサイトや広告などなんでも)面接時に見せられるようにしておくのもいいです。例えばウェブサイトを作ったのならそのリンクをレジュメに載せたり、自分のマーケティングで売上向上、経費削減したならその具体的な数字を載せる、説明するなどです。実力があっても説明できなければないのと同じなので、過去の実績を必ず相手にはっきり伝わるようにしてください。
      また、応募するポジションで必要な技術を理解することも重要です。自分のスキルや過去の経歴とポジションで必要なスキルが近いほど有利です。自分の経験がそのポジションでいかに有益か、応用可能かを説明できるよう面接の受け答えの練習をしてください。

      続きます。

    3. 続きです。

      ところで、州堺に住んでTweed headsかQLDで仕事を探すとのことですが、Tweed headsに求人はどのくらいあるんでしょうか。あそこには一回行ったことがありますが、小さい町なのでマーケティングに関するフルタイムの求人はかなり少ないと想像しています。就活に苦戦している理由が求人数の少なさなら、シドニーなどもっと求人の多い地域に移動したほうがいいでしょう。もちろん求人数以外にも実力や運が必要です。が、やはり数は多いほうがチャンスは増えます。
      繰り返しになりますが、就活では分析が必要です。少ないチャンスでも実力があり、就活(面接)対策をきっちりしていればモノにできます。職を得るために自分に何が足りないか、何故うまくいかないかを考え、対策を講じ、また就職の可能性を最大化するための努力と選択をする(毎日勉強する、求人の多い土地に移動するなど)事が、個人にできる最も効果的なことだと思います。

      ところで、その仕事に対する熱意とか情熱、仕事に対する姿勢が感じられないと、面接官は採用に若干ためらいを感じるようです。同僚と話していてそういう点を面接で見ると言っていたし、自分が面接官になって他の面接官と話していた時にも、こういった事が話題に上がりました。
      日本に住む日本人は、会社に所属し会社の一部として働くことに焦点があり、実際にする仕事そのものにそれほどこだわりがない人がかなりいると思います。会社側も、協調性があるかや命令にどこまで従えるかなどに注目する事がよくあります。オーストラリアだと、個人として何ができるか、会社やチームにどんな利益をもたらせられるかに焦点があるので、実力はもちろん、熱意や姿勢が伝わらないと「この人は本当に受け身に回らず自分で考え、自主的に行動し、活躍してくれるだろうか」という疑問が出てきてしまいます。働ければどこでもいいという姿勢が強いと、面接での受け答えで熱意がうまく伝われない可能性があります。求人に応募する時はその点に注目してください。自分は何故この職に付きたいのか、なぜこのポジションの仕事をしたいのか、この仕事をして個人として何をしたいのか、会社やチームにどう貢献したい(できる)のかなどをより深く考えてみてください。

      最後に。
      就活は正解のないゴールを探すようなものです。決まった攻略法はないし、人それぞれ経歴ややりたいことなどが違うためです。でも一般的に言えるのは、失敗には原因があり、その原因がわかれば対策を打て、その対策が正しければ状況はよくなるということ。そして、普段からの継続した努力が重要です。よく考え、行動し、反省し、対策してまた行動、その繰り返しです。
      継続は力なり。

      では!

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