あれから約8ヶ月。オーストラリア永住権を取ったあとの変化とは

どうもです。

ギリギリです。

 

オーストラリアの永住権を取ったのが今年の4月初旬。

あれから8ヶ月くらい経ったんですが、永住権を目指していた頃と今とで、生活や気持ちの面で違いが出てきました。

そこで今日は、その違いを話そうと思います。

 

心のゆとりがすごい

永住権を取ったことで、次のビザを目指すことからくるストレスから開放されました。

永住権を取って一番いいことは間違いなくこれ。

オーストラリアに渡ってから永住権を実際に取るまでの7年間、ずっと頭の片隅に次のビザへの心配があったんですが、それが解消されたことで割と大げさでなく心に平和が訪れました。

以前の投稿で書いた気もしますが、永住ビザの承認の通知を受け取った時は、嬉しさと言うより安堵感の方が圧倒的に強かったです。

もうIELTS8やPTE79(IELTS8相当)のために毎日頭を掻きむしりながら勉強する必要はないし、ビザの期限を気にしながら生活する必要もないからです。

永住権を取ってから、心が軽くなりました。

 

仕事への姿勢が変わった

正直いうと、永住権を目指している頃の方がより仕事に対して一生懸命でした。

理由はいくつか考えられます。

  • 永住権を取って安心し、プレッシャーがなくなったから
  • 永住権取得とは関係なく、3年働いて中だるみがでてきた可能性
  • チームを移動してリーダーもかわり、やり方もやることも変わったので、そのせいで仕事に対する姿勢が変わった可能性

などが考えられます。

でも理由1が一番大きいでしょうね。

特に今は、仕事や人生の中で特別大きな目標がないので、永住権取得という巨大な目標の達成とのギャップで気が抜けている感は否めません。

とはいえ怠けているわけではありません。真面目に働いてます。

上司からの評価は今年も高く、Exceptional(通常、平均よりもずっといい)という評価を得ました。

今後はまた新たな目標を掲げ、いち技術者として飛躍できるよう動いていきます。

 

プライベート保険に加入

永住権を取ってからしたことの1つは、プライベート保険の加入でした。

今回入ったのは地元のオージーたちが入るような、ホスピタルカバーというやつ。

なぜ入ったかと言うと、Lifetime Health Cover (LHC) loadingという追加料金を避けるためです。

LHCは簡単に言うと、オーストラリア政府が国民に健康保険に入ってもらうための政策。

ホスピタルカバーという保険のプランに入れば、LHC loadingを避けることができます。

詳細はここを参照。

https://www.privatehealth.gov.au/health_insurance/surcharges_incentives/lifetime_health_cover.htm

 

プライベート保険は加入が任意で、LHC loadingは保険に入った時にのみ課されるもの。

なので、人によっては保険に入らない人もいます。

大きな病気をした場合、医療費などはどうやらかからないようなので、じゃあ保険入る意味あるの?ってことのようです。

 

ちなみに、卒業ビザを取った時に保険に入りましたが、この保険は海外留学生用の保険で、LHC loadingを避けられるタイプではありません。

LHC loadingを避けるためには、決められた保険プランに入らないといけないので注意。

他にもいつくか条件があるので、自分がLHC loadingを避けるためにはどの保険がいいのかよく理解した上で加入してください

 

将来を考えるようになった

永住権を手にしたことで、落ち着いて自分の将来について考えられるようになりました。

永住権を狙っている最中は、最悪帰国もあり得るためなかなか本腰を入れて考えるのは難しかったんですが、いまでは

  • スーパーの会社を変更
  • 銀行を変更
  • 投資の開始

と、今までできなかったことを始めて、将来に備えています。

 

スーパーの会社を変更

オーストラリアの年金であるスーパーアニュエーションは個人積立なので、自分で稼いだ金がそのまま自分の年金になります(運用でもっと増えるが)。

スーパーを運用する会社の成績や手数料は会社により違い、その違いによっては将来数万ドル違いが出ます。

なので、将来のことを考えればスーパーの会社選びは重要。

できるだけ早い時期から良いスーパーの会社で自分の金を運用すると、将来がよりよくなります。

ネットで調査して、今回はAustralianSuperという会社を選びました。

手数料や成果、顧客満足度などで決めました。

 

銀行を変更

銀行もそれぞれ利息が違うので、できるだけ利息の高い銀行と、ATMからの引き下ろし手数料がない銀行の二行を選びました。

普段良く使う口座をeveryday accountとかtransaction accountというんですが、この口座のためにCUAという銀行を選びました。

口座維持費が0、ATMの引き下ろし手数料は4大銀行(ANZ、コモンウェルス、NAB、Westpac)が提供するATMを使えば0。

全国に1万台以上あるので、大抵の場合手数料を払わなくてすみます。

CUAは永住者でないと使えません。

永住者にもそうでない人にもおすすめの銀行は、INGというネット銀行。

一定条件を満たせば、全世界のATMの手数料が無料というすごい銀行。

海外でも無料になります(実際には手数料が引かれ、その後その分が戻ってくる)。

 

利子がつくSavingsアカウント(ネット口座であることがほとんど)には、Ubankを選びました。

UbankのSavingsアカウントは利子がオーストラリアで最も高く、現時点(2019年12月8日)で最大2.1%。

いくつか条件を満たせば2.1%の利子が受け取れます。

 

口座維持費や手数料は今後何十年と払うことになるし、利子も同様に何十年と受けとることになるため馬鹿にできません。

これらをそれぞれ最小化、最大化することで、少しでも将来に備えます。

 

投資の開始

投資はつい最近はじめました。

オーストラリアは不景気になってきており、銀行の利息はどんどん下がっています。

今後も下がることが予想されるので、投資をしたほうがより金を得られる=将来に備えられると思い、はじめました。

銀行からもらえる利子だけでは、毎年あがる物価を利子が上回らない限り将来厳しくなりそうです。

退職後までに少しでも多く資産を溜めることを目指して、今から投資開始です。

投資のことはほとんどわからないので、投資しつつ勉強しつつでやっていきます。

 

まとめ:永住権取得はストレスを減らし、将来を考えさせてくれるようになった

オーストラリアの永住権をとって約8ヶ月。

次のビザをとらないといけないという焦りは完全に消え、ストレスが無くなり、心が軽くなりました。

一方で、仕事への鬼気迫る態度は和らぎ、目標がないのも相まって若干気が少し気が抜けています。

また、永住権をとったことで腰を据えて将来を考えられるようになり、そのための行動も始めました。

将来のための行動は永住権を取ったら重要だと思うので、このブログをきっかけにいろいろ調べて行動をはじめるといいですよ。

 

では!

 

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