日本人が取れそうなオーストラリア永住ビザとは

どうもです。

ギリギリです。

 

今日は永住ビザの話。

みなさんオーストラリアの永住権狙ってますか?

オーストラリアには実は数多くの永住ビザが存在します。

今日は、その中から日本人が現実的に取れそうな永住ビザを取り上げてみます。

 

日本人が取れそうなオーストラリア永住ビザ一覧

オーストラリアには40種類近い永住ビザがあります。

以前、それらを全てリスト化しました。

オーストラリアの全永住ビザをリスト化してみた

 

この中で、日本人が現実的に取れそうなビザは以下の通り。

  • Skilled independent visa (subclass 189)
  • State sponsored visa (Subclass 190)
  • Employer Nomination Scheme (subclass 186)
  • Regional Sponsored Migration Scheme visa (subclass 187)
  • Skilled Regional visa (subclass 887)
  • Partner visa(subclass 801)
  • Partner visa(subclass 100)
  • Distinguished Talent visa (subclass 858)
  • Distinguished Talent visa (subclass 124)
  • Business Talent (Permanent) visa (subclass 132)
  • Business Owner visa (subclass 890)
  • Business Innovation and Investment (Permanent) visa (subclass 888)

 

太字は大半の日本人にとって狙えるビザです。

最初の5つはいわゆるスキルビザとよばれるビザで、日本人に限らず世界中の多くの人が狙える&狙っているビザです。

残りの2つのビザはパートナービザですね。

太字でないビザは特別な能力などがあったり、自分のビジネスを持っていれば取れるビザ。

そういう人は滅多にいないと思うけど、いれば狙えます。

実際はParentビザなど他にも取れるものはありますが、ここでは自力で取れるビザに絞って紹介しています。

(パートナービザは自力では取れないけど、取得する人が多いので紹介)

 

今日は太字のビザを見ていきます。

以下からは各ビザをサブクラスの番号+ビザで呼びます(例:100ビザ)

 

189ビザ

日本語だと技術独立永住ビザと呼ばれているこのビザ、independentというだけあって、スポンサーを一切必要としません。

結婚相手のようなパートナーも、企業のスポンサーも必要としない、全て自力で取れるビザです。

このビザの取得条件は少し変わっています。

ビザ取得の流れをざっくり説明すると、

  1. ビザに必要なポイントを集める
  2. 職業を選んでスキルアセスメントをパスする
  3. Expression of Interest(EOI)を提出する
  4. 移民局から送られる招待状を待つ
  5. 招待状を受け取ったら、ビザの申請をする
  6. 申請結果を待つ

という感じ(1と2は順不同)。

このビザはポイント制になっていて、ビザ取得のためには最低65ポイントを集める必要があります。

ヤマザキ春のパンまつり的なこのビザ、残念ながら、65ポイント貯めたからと言って必ずビザがもらえるわけではありません。

ルールがちょっと複雑なんですが、ざっくりいうと、オーストラリア移民局が選んだ人でないとビザを申請することはできないのです

選ばれる基準は、持っているポイントが高いこと。

オーストラリア政府はできるだけ優秀な人を海外から招待しようとしています。

そして、ここでいう優秀な人とは高いポイントを持っている人かどうか。

なので、189ビザを狙う他の人達よりも高いポイントをもっているほど有利になります。

近年は、最低ポイントだけではこのビザを取るのは不可能に近くなっています。

このあたりはまた別の機会に話します。

 

190ビザ

このビザはオーストラリアの州のスポンサーをもらった人が申請できるビザです。

優秀な人を、企業ではなく州がスポンサーしてくれるわけです。

このビザを取るためには189ビザと同様にポイントを集めが必要。

その高い人が優位になる点も同じです。

各州はビザの申請者の中でポイントの高い人から順に選び、選ばれた人だけが190ビザを申請可能。

189ビザを申請する人はほぼすべて190ビザも申請するので、189と同様に一部の職業では取るのがかなり難しいビザです。

 

190ビザは189ビザと違ってポイント以外にも条件があります。

例えば、職歴が最低3年あることとか、その州にある大学を卒業していることとか、その州に特定期間以上住んでいることとか。

これらの条件は各州によって違い、いくつかの州では比較的簡単にクリア可能です。

いま永住ビザのために大学に通おうとしている人は、190ビザができるだけ取りやすい州にある大学を選ぶと有利になるでしょう。

 

186ビザ

ENSとも言うこのビザは、企業のスポンサーをもらった人が申請できるビザです。

このビザを取るには3つの方法があります。

1つはTemporary Residence Transition streamと呼ばれる申請。

これは482ビザをはじめ、特定のビザを持っていて、さらにいくつかの条件(特定の職業でフルタイムで2~3年働くなど)を満たすことで申請可能。

Transition streamは、ついている職業も重要です。条件となるビザ(482ビザなど)さえ持っていればいいわけではないので要注意。

もう1つの方法はDirect Entry streamと呼ばれる申請。

これは、482ビザなどは持っていなくてもOKで、一定条件を満たすことで申請可能。ただし、Transition streamより条件は若干厳しくなります。

最後の1つはLabour agreement streamという方法なんですが、あまり使われない方法なのでここでは紹介しません。

 

このビザは、189や190ビザに比べて求められる英語レベルが低い(ほとんどの職業でIELTS6以上)ので、その点かなりラクです。

特に現地企業ですでに働いている人にとっては、IELTS6程度は大した苦労なくとれるはずなので、他の条件、例えば数年の職歴を積むなどの条件を満たせば取得可能。

なので、186ビザは企業がスポンサーさえしてくれれば、その他の条件は比較的ラクにクリアできるでしょう。

まあそのスポンサーをしてくれる企業に出会うのが難しいんだけどね。

良い企業や仕事との出会いには運も必要。

運という自分のコントロールできない要素があるけど、スポンサーさえ見つかれば189や190ビザよりも遥かに取りやすいビザです。

 

187ビザ

このビザはRSMSビザともいわれていて、オーストラリアの定める”地方”地域で、特定の職業につく人が、企業のスポンサーを得ることで取れます。

186ビザが地方や都市部に関係なく取れるのに対して、187ビザは地方で働くことが条件(働く&住む)。

申請方法は186と似ていて、Temporary Residence Transition streamとDirect Entry streamがあります。

ビザの取得条件もよく似てます。

地方限定ということ以外に186ビザとの大きな違いは、このビザを取った人は、スポンサー企業のもとで最低2年働かなければなりません

2年働いたらその企業を辞めてどこか他の場所(地方でなくてもOK)に行っても問題なし。

だから、永住権目当てで地方で働いて、取れたらさっさと辞めて都市に移動するって人がすごく多いみたい。

田舎はつまんないからねー笑

 

チャイルドケアやクック、シェフとして働く人たちの間で人気のこのビザですが、ここで悪いニュースが。

187ビザは2019年11月中旬から申請できなくなります

https://www.peakmigration.com.au/news/2019/day/4/187-and-489-visas-to-be-replaced-on-16-nov-2019-new-permanent-191-regional-visa-available-from-16-nov-2022-gsm-points-test-changes

ただし、上記のリンクにもあるように、一部の人はこの日以降も申請可能

以下記事の引用:

People defined as either a transitional 457 worker or a transitional 482 worker will be able to apply for a 187 visa after 16 November 2019 under the Temporary Residence Transition stream only. On that date, all other applications will close.

”a transitional 457/482 worker”が一体どういう人かは調べて追記します。

187ビザを狙っている人は、自分がこの例外に当てはまるかぜひ確認してください。

当てはまらない人は、187ビザに取って代わる新しいビザか、別のビザを目指すことを視野に入れ始めるといいでしょう。

 

887ビザ

このビザは、特定のビザを持って、指定された”地方”に特定期間住み、働いた人が取れるビザ。

オーストラリアには、489ビザや487ビザなど、地方向けのワークビザ(ビジネスビザ)がありますが、このビザを持っている人は、887ビザを狙えます。

887ビザの取得条件は、地方向けワークビザを持っていること、2年以上地方に住むこと、特定年数以上フルタイムの仕事をすることなどがあります。

地方で順調に働いて、数年経過すれば条件はほぼ満たせるので、887ビザはかなり狙いやすいビザだと思います。

 

187ビザを狙っているけどいきなり申請ができない人は、887ビザを視野に入れて一旦489や487などのワークビザを取ってもいいでしょう。

ワークビザを取ることでオーストラリア滞在を伸ばす”延命措置”をし、その間に186や187、887、または他の永住ビザを狙うのはよく使われる手で、多数の人がやっています。

ビザの取得は一筋縄ではいかないので、その場の状況に応じて柔軟に対応しましょう。

 

801&100ビザ

このビザはパートナービザと呼ばれるビザで、オーストラリアの定める”パートナー”の定義に合致する人が取得できます。

例えば、オーストラリア人やオーストラリアの永住権保持者と結婚した人ですね。

この801ビザと100ビザ、どちらも同じパートナービザです。

2つの違いは、801ビザは820ビザを持っている人が申請できるビザで、100ビザは309ビザを持っている人が申請できるビザ。

その他に違いはないようです。

このビザは、この投稿で紹介するビザ中で取るのが一番ラクなビザ。

正確に言うと、ビザの取得条件をクリアするのが最もラクなビザです

この2つのビザと、条件になっている820と309ビザ、いずれも英語に関する条件もないし、学歴や職歴も必要ありません。

人物像のチェックやかなりの量の書類の提出を求められますが、面倒というだけで難しくはない。

時間をかければ誰にでもできます。

ただ、パートナービザは、取ろうと思って取るというよりは、パートナーになった相手がオーストラリア人だったからたまたま取れた、というもののような気がします。

まあ実際はパートナービザを狙って結婚する人(日本人も含め)は意外といますが・・・

その話はまた別の機会に。

 

まとめ

数あるオーストラリアの永住ビザのなかで、日本人が取れそうなものは数種類。

近年、オーストラリアへの移住は年を追うごとに難しくなってはいるものの、まだ狙える永住ビザはいくつかあります。

各ビザの取得条件と自分のスキルや状況を照らし合わせて、どのビザが自分にとって一番取りやすいかを明確にしましょう。

そうすることで、永住ビザ取得の第一歩が自然と明確になります。

 

では!

 

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