オーストラリアでは日本と違う種類のプレッシャーを感じる

どうもです。

 

ギリギリです。

 

 

先日、久しぶりに9時過ぎまで職場で仕事しました。

 

オーストラリアでもう2年くらい働いていて、9時まで仕事するのはこれで2回目。

 

日本では9時台に帰るのは逆の意味で珍しい(=帰りが早すぎる)もんだったなあ・・・

 

 

9時まで残ったのは重要な仕事があったため。

オレとシニアエンジニア、そしてリーダーの3人で残って、次の日に他の人たちがすぐに残りの作業に取りかかれるよう準備していました。

 

 

それもこれも、結果を出すため。

 

 

仕事で結果を求められるのは日本でもオーストラリアでも同じ。

 

ただ、いまの会社で働き始めて、日本にいたときよりもより厳しく結果について考えるようになったと思います。

 

 

 

解雇への不安

こう思う理由はいくつかありますが、その1つは、日本と比べてオーストラリアでは企業が比較的ラクに被雇用者を解雇できるからです。

 

日本の場合、被雇用者は法律で手厚く守られているので、企業はそう簡単に解雇できないですが(だから誰も必要としないポジションに追いやったり、陰湿ないじめやハラスメントを繰り返して自主退社に追い込む)、オーストラリアでは被雇用者が日本ほど手厚く守られていないので、企業は結果の出せない社員を長く雇うことはありません。

 

 

オレのいるプロジェクトでは最近、上司が結果が出せていない人たち対し、今後数ヶ月間に満足な結果が出せなければ会社を去ることになると通告しています。

 

プロジェクト内では、予算さえあれば人を雇うことを検討している状況にもかかわらず、です。

 

こんなことが身近で起きたら、誰でも不安になりますよね。

 

 

ちなみに通告を受けた人たちは正社員。

 

 

そう、正社員でも出来が悪ければ、会社の経営状態やプロジェクトの上げる利益にかかわらず会社をさらなければなりません。

 

 

一緒に働くシニアエンジニアの一人はたまに、「今月の目標、クビにならないこと」って冗談っぽくいうんだけど、実はあんまり冗談になってないんだよねこれ。

 

クビにならないために、結果を出さないといけない。

それを真面目に考えないといけないんです。

 

 

さらに、いま働いている企業では鶴の一声的なもので下の人たちのクビが飛ぶという話もあって、それが解雇への不安を大きくするのも事実。

 

 

 

多分日本で働く日本人の大半は、普段からクビを意識なんてしないと思います。

 

オレも日本では、クビになるかどうかなんて一度たりとも考えたことがありませんでした。

まあ忙しすぎてそんな事考える暇もなかったってのもあるけど笑

 

 

解雇されるかもしれないという不安は、日本ではなかった新しい種類のプレッシャーになっています。

 

 

 

ちなみに、コントラクター(日本だと、個人事業主のようなものかな?)の場合、状況やその人の出来によっては突然解雇&会社を去るよう告げられる可能性もあります(確か正社員だと最低2週間前に通知が必要)。

 

 

余談ですが、コントラクターはいつでも会社をやめることができます。

同じように、会社もコントラクターをいつでも解雇できます。

 

極端な例だと、「今日で会社やめます」と言って次の日から来なくなることもできるようです(すごい世界だ笑)。

 

以前働いていたコントラクターの一人が、ある月曜の朝会で、「今週金曜で会社やめます」といって、ほんとに辞めていきました。

あまりに急だったので、最初は冗談かと思った・・・

 

 

 

 

話を戻して。

 

当然オレも、結果が出せなければ会社を去ることになります。

 

そして、オレのような海外から来た人たちにとって、会社を去るということはもっと重大な意味を持つこともあるのです。

 

 

 

会社を去る=オーストラリアを去る

実は1ヶ月ほど前に、大学卒業時に取った卒業ビザが切れました。

 

卒業ビザが切れる前に別のビザを申請したんですが、今はそのビザの申請後に降りたブリッジングビザで滞在しています。

 

このビザは会社のスポンサーを必要とするビザなので、もし仮にオレがいま解雇された場合、会社はこのビザ申請をキャンセルします。

 

申請をキャンセルすれば、オレはそのビザを取れなくなるし、ブリッジングビザもすぐに期限が切れます。

 

ビザが切れれば当然、オーストラリアをさらなければなりません。

 

つまりいまのオレは、結果を出し続けなければ、オーストラリアに滞在することすらできなくなるのです。

 

 

 

これ、けっこうなプレッシャーなんです。

 

 

 

ミスったらどうしよう、評価下がったらどうしようという不安がちょこちょこ顔をだすので、そのせいで余計なストレスやプレッシャーを勝手に感じることがよくあります。

 

日本で働いていたらビザなんて必要ないので、こんな話とは全くの無縁。

日本では決して味わうことのない、まったく異なるタイプのプレッシャーですね。

 

 

 

キャリアの形成にも影響する

プレッシャーがかかるのは、ビザ問題や解雇への不安だけではありません。

 

結果が出せないと、将来のキャリア形成にも悪影響を与える可能性があって、これも「結果を出さなければ」という密かなプレッシャーになり得ます。

 

 

知っている人も多いと思いますが、オーストラリアではレジュメにRefereesという欄があります。

ここには元上司や元同僚の連絡先を記載して、企業はこの人達に連絡を取り、仕事に応募してきた人の過去の仕事ぶりを聞き、それを考慮して採用の合否を決めます。

 

元上司や元同僚の、いわゆる「お墨付き」があるかをチェックするためのものですね。

 

 

もし仮に結果が出せないと、上司からのお墨付きはもらえないかもしれません。

結果が出せないということは、上司からの評価が低いということなので。

 

クビになった人が実際どうやって上司や同僚からRefereeの許可をもらうかはわかりませんが(通常Refereesに名前を載せる際は本人の許可を得てからする)、あまりいい事を言ってもらえない可能性は十分あります。

 

そうなると、次の仕事を探そうとしても職探しが難航する可能性が。

 

同僚で、いわゆる”最終警告”をされた人と話していて、この点について、「上司からの評価が低いから、Refereeになってくれたとしても次の職探しに影響がでる」と言っていました。

 

日本ではRefereesなんてないので、これもまた日本で働く人達にとっては無縁の話。

 

Refereesが確保できないという不安もまた、新しい種類のプレッシャーとなります。

 

 

 

まとめ

オーストラリアで働くと、日本とは違った苦労があります。

 

結果を出せないことからくる解雇への不安、ビザの問題、Refereesの確保といった様々な不安は問題は、日本で感じるものとは異なる種類のプレッシャーです。

 

これらはすべて、業務上で自分が生み出す結果により生じるもの。

 

オレが日本のころよりもより結果を重視するようになったのは、こういった理由からです。

 

ただ、やるべきことをきちんとやっていれば突然クビになることはまずありません。

 

結果さえ出していれば問題ないのです。

 

 

将来オーストラリアで暮らしたいと考えている人は、結果が出せるよう自分のスキルを向上させ、日本の頃以上に結果にこだわることを勧めます。

 

 

ではまた!

 

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4件のコメント


  1. わかります、そのプレッシャー。私も会社がスポンサーのビザ保持ですが、今は次のビアのブリッジングなので解雇されたらその時点で日本に帰国するようになります。最近私の小さい職場でももう一人プログラマを雇ったのですが(シニアプログラマで職歴10年以上、正社員)、採用に踏み切った大きな理由の一つが現在無職だった事なんです。私の上司(MD)曰くわざわざ今の仕事を辞めて来てもらったとしたらもしその人が期待通りの結果を出せなかったとしても家族がいたりして気持ち的に解雇しにくいけど、無職なら遠慮なく解雇できるからとの事でした。私もビザのスポンサーになってもらっているとは言え結果を出せなかったり会社に必要のない人材と判断されれば容赦なく解雇が待っています。結果を出し続ける事って難しいですし、私もプレッシャーに感じていますよ。

    返信
    1. ギリギリ

      Toppoさん
      こんにちは。
      やはりスポンサービザを持っている場合は常にこのプレッシャーにさらされますね。特に私達のような、スポンサーに頼っている状態だと常に結果を出し続けないといけないので、結構プレッシャーありますよね。。
      無職だったから雇ったというのは興味深いですね。Toppoさんの話だと、クビにされやすい反面、無職は就職できやすいということでしょうか。

      返信

  2. 途中から読んでたのですが、ギリギリさんは永住権は申請しないのですか?

    返信
    1. ギリギリ

      Keikoさん
      しますよー。かなり大変な作業なので難しいです!

      返信

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