オーストラリアで仕事を得るための6つの対策

どうもです。ギリギリです。

 

例の仕事ですが、正式に不採用の通知をメールでもらいました。

もうわかりきっていたことなので今更という感じ。むしろ正式な通知がきた事に若干驚いた。

4週間近く経って不採用のメールって。

 

オーストラリアではよくあることなんですが、採用/不採用の通知がいつ来るか、はっきりしないことが多い。

「後で連絡します」という一言とともに面接終了。

あとっていつよ??

これ、詳細は自分から聞かないと教えてくれないことが多い。

欧米の人たちは話の詳細より概要を気にする傾向がある一方、アジア人は概要より詳細を気にする傾向があると思うんだけど、これもそのうちの1つなのかもしれないな。

これまでの経験上、採用される場合は2~3日以内に連絡が。たまに1週間後くらいにくることも。

いずれにしろざっくりしてます。

 

そうそう、最近ファームジョブで結構稼いでます。

ナースリーと言われるこの仕事、内容はすごく簡単で、地面に座ってちょきちょき枝を切り、葉っぱを指でこすり落とすように幹から取り除くだけ。

次回のポストでもう少し詳しく書きます。

 

さて今日の本題。

前々回、仕事探しの難しさの6つの原因を取り上げました。以下の6つです。

  1. 職歴の有無
  2. ネットワーク(コネ)の有無
  3. 英語
  4. 自信のなさ
  5. ロケーション、街の規模、時期
  6. 情報(収集能力)不足

 

今回はその対策を考えてみます。

 

職歴の有無

職歴がある人は、それを活かした仕事探しをすることが仕事ゲットの近道です。職歴を全面に活かした仕事探しをしましょう。未経験の仕事を探すよりずっと効率的です。

では、職歴がない人はどうするか。

未経験でもできる仕事は探せばあるので、それを狙っていくのは1つの手です。

また、ひとまず職歴を作るという意味では、ジャパレスや日系企業で数ヶ月働くのもありだと思います。

日系企業はそれほど経歴を気にしない事が多いので、さくっと仕事が取れます。

ジャパレス・日系企業=悪と言った考え方を持っている人もいるかもしれませんが、あくまで最終目的達成のための1ステップと考えれば、日系企業は経歴を作るいい場所だと思います。

 

また、友達に仕事を紹介してもらえそうならぜひそうしてもらいましょう。これほどラクなことはありません。

職歴・経験を数年求めるような仕事は絶望的。応募してもいいですが、期待せずに待ちましょう。

 

これはかなり大胆な手ですが、職歴がなくてもできるような仕事(例えば皿洗いなど)は、経歴を”作っても”いいのではと思います。

ヨーロピアンはよく、掃除や皿洗いなど、誰でもできるような仕事は経験がなくてもやったことがあると言っているようです。

 

ネットワーク(コネ)の有無

残念ながら、オーストラリアでは日本人のネットワークはとても貧弱なので期待できません。

実際今まで日本人ばかり集まるファームや職場というのは、ジャパレス以外で聞いたことがありません。

一方韓国、台湾ネットワークはとても強力。台湾人ばかり、韓国人ばかりのファームや職場を見かけます。

なので、彼らのネットワークをうまく利用しましょう。

彼らと仲良くなれば、仕事探し時に役に立つかもしれません。

 

N、つまり絶対数を増やすことはとても重要です。

つまり人との繋がりをできるだけ増やすことで、仕事ゲットへつながる可能性を増やそう、ということです。

ワーホリだけでなく学生やローカルたちとの繋がりもあると、違った種類の情報やネットワークが構築できてよいでしょう。

例えば教会などで行われる英会話グループへの参加は、新しい種類の繋がりを増やすいい機会。是非参加して英語力アップとともにネットワークを広げましょう。

 

英語

学んでください。それ以外に上達の道はありません。日々の勉強が大切です。

オーストラリアに来て数ヶ月以上過ごした人ならわかると思います。ただ英語圏で生活しているだけでは、英語が伸びることはないということを。

学校でしていたような勉強法だろうがそうでなかろうが、英語がしゃべれる人というのはそれなりに何かをしているのです。

そして一朝一夕で身につくようなものでないのも事実。

英語はとにかく継続が重要なのです。

 

思い出してみてくださいオーストラリアに来る直前の思いを。

英語力を伸ばしたいと真剣に考えていませんでしたか?

英語力を伸ばしたいという思いを胸に秘めてオーストラリアに来て、英語がうまくないから仕事ができないなどという理由でほんとうに自分のやりたい事をやらずに、何をするというのか。

バカらしいと思いませんか?結局ジャパレスばかりで働いて、その理由が英語ができないからなんて。

ジャパレスを悪く言っているわけではありません。目的に対して努力しない姿勢のことを言っているのです。

いま行う継続した努力。半年後、1年後を見据えた取り組みが未来の自分を助けます。

 

自信のなさ

仕事探しで一番の敵と言ってもいいと思います。自信のなさ。

特に、英語がうまくないから・・・と言って挑戦しない人たち。

いつ、どのくらいのレベルになったら挑戦するのか?

そのレベルに達するために普段から真剣に努力をしているのか?

 

この質問に対し、心の底から真剣にYESと答えられる人はかなり少ないと思うんです。

結局難しいから、よくわからないから、うまくいかないからやらないという選択を、意識的にか無意識的にかしているのです。

英語についての自信のなさは、普段から努力していないことからくる準備不足、裏付けのなさが原因。

だからしてください。英語の勉強。

 

しかし一方で、こういう言い方もできます。

英語が話せないからいい仕事につけないというのは、ある意味正解であり、ある意味言い訳である。

 

事実、英語がうまく話せない人でもローカルの人達と一緒に働いて、良い給料をもらっている人をこれまで何人も見てきました。

そういう人たちに共通するのは、英語のレベルをほとんど気にせず堂々と話しているということ。

彼ら自身、自分の英語力を認識しているけど、そんなものをいともしない行動力が彼らを動かしているのです。

結局は行動力なんです。

 

オーストラリアに来て気づいたことがって、それは、

英語は日本語と同じで、意思疎通を図るための単なるコミュニケーションツールである。

 

英語を教えることを商売とする人たちは別でしょう。そうでない人たちは、言葉は単なる意思伝達手段でしかありません。

その単なるツールのできを気にしすぎるあまり、本来の目的を見失ってしまうのは本末転倒。

過小評価は自信と仕事ゲットの可能性を自ら狭める最悪のパターンに陥らせます。

完璧でなくてもいいんです。ブロークンイングリッシュでも、きちんと意思疎通ができればひとまずそれでいいんです。

 

最後に1つ。

できるかできないか、ではなく、やるかやらないか。

仕事探しは、その仕事ができるかどうかではなく、挑戦するかしないか、という考え方をしてください。

できるかできないかは、やってみなければわかりません。

海外だろうが日本国内だろうが関係ありません。

どうしても自信がないと言って一歩が踏み出せない人、もし挑戦しなかったらどうなるかを考え、そこから答えを出してみてください。ロジカルに考えることで、やらなければマズいという状況がイメージできれば、自信云々などと言わずに自然と動くことができるでしょう。

 

ロケーション、街の規模、時期

オーストラリアの年間の仕事や人の動きを知りましょう。

例えば、年末は多くの人がシドニーやメルボルンに移動してクリスマスや年末を祝います。そしてそのままシティで仕事探しを開始。

もちろん都市の規模が大きいので仕事の数も多いでしょうが、それを超える人たちがいれば結局意味が無い。

ファームジョブだと、冬になると仕事を求めてQLDに移動する人が増えます。

こういった特徴を捉えることで、競争率の比較的低い場所を選択することができるようになります。

 

ファームジョブの場合、ハーベストトレイルというオーストラリア政府が運営するウェブサイトで、どこで何がいつ収穫されるのか、オーストラリア全域の情報が得られます。

その他オーストラリアに関するポータルサイトや仕事について書いた個人ブログなどでも情報が得られることはいうまでもありません。

ある程度英語が読めれば、英語で書かれた情報も集められる=さらに情報を集められます。

日本人があまりいないところに行きたいという人にとっては、英語で書かれた情報は貴重です。

例えばヨーロピアンがよく集る場所は英語で書かれている事がほとんど。

がんばって英語の情報をググりましょう。

 

この項目に関しては、自分の経験も含めていつか別の機会にもう少し詳しく書く予定です。

 

情報(収集能力)不足

ググるという言葉が当たり前のように使われている時代、ネットでの情報収集は必須です。

英語でも、Google it!(ググれ!)という言葉をよく耳にするくらいです。

ググり方を知らない人は、まずそこからググりましょう(笑)

ググる際に重要なこととして、その情報がいつのものなのか確認すること。

オーストラリアでは、特にビザ関連の条件や値段がコロコロ変わります。

5年も前の情報は死んでいると言っても言い過ぎではないです。ブログにしろ何にしろ、日付を必ず確認しましょう。

また情報の出どころも重要です。

本人のごく主観的な意見を、さも一般的な事実のように書いていたり、曖昧な表現を使っている情報は信じるのに少し不安を感じます。

 

上記でも触れましたが、バッパーや英会話グループなどでネットワークを増やすことで、情報源が増え、新鮮な情報をより得やすくなります。

バッパーにいる人は、簡単な挨拶から意外な役立つ話が得られることがあります。

バックパッカーたちはフレンドリーな人が多いので、臆せず話しかけてみましょう。

 

いろんな情報を集め、それらを統合、分析することでより精度の高い答えが得られるはずです。

 

上記のことはごく一般的な事ばかりだと思いますが、意外とできていない人がいます。

そういうのめんどくさいと言わずに、少しだけ力を注いでみてください。

特に英語と情報収集。

2年いる予定の人は特に英語。

今できる少しの努力が、あとになって役立ちます。

 


もうすぐ、オーストラリアで3回目のクリスマスを迎えます。

24~26まで仕事は休み。

みなさん、今年はオーストラリアでクリスマス&年末を過ごしますか?それとも日本?

いずれにしろ、来年につながるいい日々を送れるといいですね。

 

では!

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