日本とオーストラリアで評価が全く違う話

どうもです。

 

ギリギリです。

 

 

先日、1年間の業務評価と、個人目標をどれだけ達成したかを上司とレビューしました。

 

 

End of Year Review

このレビューでは、プロジェクトリーダーとマネージャーとオレの三人で、自己評価シートに自分で記入した内容を読みつつ、リーダーの評価を加味してどうだったかをマネージャーが最終評価シートに記入します。

 

細かい話は省きますが、評価はとても良かったです。

 

 

リーダーは総合的な評価として、

“He is an exceptional worker. He contributed to our team significantly. He doesn’t shy away from new technologies and actively learn them. Hey …(オレの名前), our team couldn’t achieve our goals without you. You have contributed a lot and I appreciate it.”などなどを、オレとマネージャーに伝えました。

 

 

当然こういう評価はすごく嬉しい。

でも一方で、聞いているこっちが恥ずかしくなるような言葉を言われて、正直反応に困った笑

 

 

オレは褒められるのになれてない!

日本人の多くはもしかしたらそうかも?

 

 

日本の時とは評価がぜんぜん違う

ところで、こんな評価をされるようになったのは、オーストラリアに来てからです。

 

 

日本では、上司からの評価はそれほど高くなかったのに。

 

 

考えられる理由はいくつかあります。

例えば日本の企業や日本人は、

  • 達成した結果と同じかそれ以上に、どれだけミスをしなかったかに注目する(減点方式)
  • 部下が仕事でどれだけがんばっても、結果に見合った褒めをしない
  • 仕事なんだから、任された仕事はして当たり前、できて当たり前という考えが頭の何処かにある

ので、褒めない、または結果に見合う褒めをしないんじゃないかと思います。

 

 

今まで働いてきて感じたオーストラリアと日本の大きな違いの1つは、達成した結果に注目するか(加点方式)、どれだけミスをしなかったか(減点方式)。

 

いわずもがな、オーストラリアは加点方式、日本は減点方式。

 

いまの仕事を始めて以来ミスしなかったわけがないし、いまでもおかしなプログラム書いたり、優先度付けが違っていたりすることはあります。

 

でも先日のレビューではそういう点に上司は触れなかったし、むしろすごくよくやっていると言っていました。

 

こういう評価に至ったのは、上司がオレが達成したこと、貢献したことに注目し、それがマイナスな部分より大きかったからだと思います。

 

 

一方で日本では、何ができなかった、改善点は何かを書く欄ばかりで、何を達成したかを書いたり話したりする機会はほとんどありませんでした。

 

ということはつまり、できなかった点に注目して、できたことは大して評価の対象にしていないということ。

 

上司はもしかしたらしているかもしれないけど、それが評価シートには記載されていないから知りようもないし、レビューもされない。

 

日本にいた頃はこれが正しい評価の方法と信じて疑わなかったし、減点方式なんてことを微塵も考えたことはなかった。

 

悪い点を振り返り、反省し、次のための対策をねることはものすごく良いこと。

 

でも、達成したこともきちんと評価して、それを伝えることも同様に必要だと思うんです。

 

特に日本のように、長時間労働かつ一人で何役もこなさないといけない場合、モチベーションがすぐに下がるので、上司からの正当な評価はなおさら重要。

 

きちんとした評価なしでは部下はやる気を無くすし、いくらがんばっても評価されないならがんばる意味がないと考え、余計な作業が振られないようわざとゆっくり作業したりするようになる。

 

 

実際、上司の評価が馬鹿げていて会社をやめたという話は少なくありません。

ポジティブ、ネガティブの両方がきちんと評価されて、初めて正当な評価といえます。

 

 

 

担当範囲の違いも評価の違いにつながる

日本とオーストラリアで評価が違う他の理由の1つとして、任されている担当範囲の違いもかなり大きいと思います。

 

いまオレはSoftware Developerというポジションで雇われています。

 

役割は、プログラムを書き、テストし、それらを時間内に完了させる。

 

つまり、オレの責任はソフトウェアの製造と試験工程にあって、それ以外の工程、例えば要件を定義したり、仕様の決定などは別の人の担当範囲。

 

なので、オレはこの2つの工程に注力できます。

 

プログラミングやテストは、今まのでキャリアで最も多くこなしてきた作業なので慣れているし、他の工程よりも得意。

 

さらに、日本と違ってこの2つの工程に注力できるので、スキルや知識を伸ばしやすい。その結果さらに良い結果を生むことになる。

 

 

一方で、日本にいた頃は何でもやっていました。

 

ウォーターフォール方式でやっていたんですが、製造と試験はもちろん、ソフトウェアの設計、DBの設計、各種サーバのインストールとセッティング、ネットワークの設計、顧客とのミーティング、要件定義、仕様定義、スケジュール策定、進捗管理などなど。

 

 

日本ではSE(System Engineer)というくくりの中で何でもやるように要求される事が多く、その分担当範囲が広いから当然作業量も増え、ミスなくこなすのが難しくなる。

また、本人に各作業をこなすための適正や能力があるかはあまり考慮されず、とりあえずやってみろと言われるので、うまくいかないことが多々ある(特に管理系タスク)。

 

 

オレもそのうちの一人で、当時は要件定義やスケジュールの調整などの上流工程がうまくできず(いきなりポジションに突っ込まれてやってみろっていう、ありがちなパターン)、スケジュールが遅れたり余計なコストがかかったりと、うまくいかないことがありました。

 

もちろんこのせいで評価は低くなる。

 

 

 

このように、いまの作業担当範囲と日本での範囲が全く違うのも評価の違いに繋がっているんだと思います。

 

 

ここで1つ触れておきたいことが。

いま働いている会社はかなり大きく資金があるため、ポジション別にいろんな人を雇っているけど、オーストラリアの中小企業では話が違うかもしれません。

 

おそらくだけど、一人でいくつかの役割はこなしているんじゃないかな。

でも日本のように一人でほぼ全てをこなすようなことはないと思う。

 

 

 

まとめ

オーストラリアにきて評価がよくなったのは、評価の仕方が違うこと、担当範囲の局所化が背景にあるからだと思います。

 

それと、作業範囲が日本の頃より狭まったのはすごく大きくて、スキルや知識の習得が早まるし、作業が少なくなった分よりその作業に注力できるので仕事がしやすい。

個人のスキルや知識が伸びれば、よりチームに貢献できるし、その結果チームはより結果をだせるようになる。

いいことづくめですね。

 

 

褒めるところは褒め、指摘すべきところは指摘する。

こういう評価をする上司や企業で働くと、モチベーションも保ちやすいし、達成感が得られます。

 

できればこういう上司や企業で長く働きたいですね。

 

 

では今日はこのへんで!

 

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